今日は私が保有している東証ETF「純金上場信託(現物国内保管型)」(1540)について、書き記していきます。
ちなみに私はこの銘柄を 取得単価12,018円で保有しています。
最近の値動き

9月初旬から価格の上昇が加速し、9月3日には15,945円、10月1日には19,480円と、わずか1か月足らずで大きく上昇しました。
さらに勢いは続き、10月17日には高値25,740円をつけ、直近の上昇トレンドのピークを迎えたように見えます。
10月17日の前後はあまりの値動きの激しさに、血迷った行動をとりそうになりましたが、なんとか正気を保って「売る」ことも「買う」こともしていません。
その後、急激な利益確定売りに押され、今日10月27日には19,060円まで下落しています。最高値の25,740円からは約25%下落したことになります。
移動平均線を見てみると、短期の5日移動平均線(緑線)は上昇から下向きに転じ、短期的には調整局面に入ったように見えますが、25日線および75日線(青線)は依然として上昇基調を維持しており、中長期的には上昇トレンドが続いているようにも見えます。
今回の大幅上昇からの大幅下落は短期的な過熱感の調整と見ることもでき、金価格そのものの上昇要因が続く限り、再び反発する可能性もあるのではないかと考えています。上昇要因には以下のようなことが考えられます。
- 地政学リスクの高まり「有事の金」への資金流入
- 世界的なインフレ進行と資産防衛ニーズ
- 日本特有の要因・円安の進行
- 各国中央銀行による金(ゴールド)準備の積み増し
- 採掘量の限界と需要増加による需給ひっ迫
保有状況と今後の方針

私自身の「純金上場信託(1540)」の取得単価は12,018円ですので、まだ十分な含み益があります。
今回の調整で多少値を戻したとしても、長期保有のスタンスを維持するつもりです。
金ETFは配当がないため、短期売買ではなく「資産の一部を実物資産で守る」という観点で保有しています。
最後に
金(ゴールド)は株式や債券とは異なる値動きをすると言われていますので、資産の分散という観点から、保有資産の中に必ず組み入れておきたい資産です。
私的には投資資産の5%程度を金(ゴールド)に振り分けたいと考えているのですが、現在は5%には届いていない状態です。どこかのタイミングで「買い増しをしないといけない」と思っているのですが難しいですね。
とりあえずは、目先の値動きに振り回されず、今後も長期(10年単位)の視点で見守っていきたいと思います。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
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