私は年に2回、資産配分(アセットアロケーション)の確認をしています。今回の記事では私の資産の配分状況を紹介していきます。
また、高配当株、米国債券ETF等から受け取った配当金・分配金についても紹介します。
まず、私の投資方針は「長期・分散・積立」です。
- 長期とは15年以上の投資期間
- 分散とは様々な地域の様々な資産に投資
- 積立とは毎月一回、毎月同じ金額での投資信託(全世界株)の買い付け(ドルコスト平均法)
私は投資に対するリスク許容度が高くないですので、株以外の債券などの低リスクな資産の割合を多めに持っています。
私の資産配分のイメージは全世界株で世界経済の高い成長を狙い、安全資産である米国債券ETFで株式の変動リスクを和らげ、日本株・米国債券ETF・Jリートからの配当金・分配金で安心を得る。といったところでしょうか。
資産配分(アセットアロケーション)
私の資産配分(アセットアロケーション)は以下の様になっています。各資産の割合は保有している投資信託の目論見書に記載してある内容や個別株、ETFの保有額から割り出しました。

グラフの内容をまとめると以下のようになります。
- 株資産:アメリカ株、日本株など合計約63%(2025年6月は約61%)
- 債券:米国債券ETFなど合計約20%(2025年6月は約19%)
- 現金(円):投資待機資金約10%(2025年6月は約14%)
- 金:東証ETF純金上場信託(1540)4%(2025年6月は4%)
- 不動産:東証ETF東証REIT指数連動型上場投信約(1343)約3%(2025年6月は約1%)
株資産は株価の値上がりや積立を継続していることもあり、今年6月より保有割合が2%上がりました。不動産(東証REIT指数ETF(1343))も今年は意識して購入してきたので、2%上がりました。逆に現金の割合は4%減少しました。
日本株は個別の高配当株を単元未満で90銘柄程度保有しています。また、日経高配当50ETF(1489)も保有しています。購入時の配当利回りは4%以上の銘柄が多いです。
今年は米国債券ETFが安かったのですが、Jリートの購入を進めていたので買えていません。購入時の分配金利回りは平均すると4.5%程度あります。
金(東証ETF純金上場信託(1540))は今年は一度購入したのみです。株価は右肩上がりで含み益率は40%位あります。
不動産(東証REIT指数ETF(1343))を今年は意識して何回かに分けて購入してきました。
資産の内、株式が63%、株以外の比較的低リスクな資産が37%ですのでリスク許容度の低い私らしい資産配分になっています。
私が目標としている資産配分の割合は株60%、債券30%、金(ゴールド)5%、不動産(J-REIT)5%ですので、現在の資産の割合は現金を債券に置き替えるとそれに近い割合になっています。
受取配当金・分配金割合
日本の高配当個別株の業種別の受取配当金、日経高配当50ETF(1489)、東証REIT指数ETF(1343)、米国債券ETF(AGG、EDV、LQD、JNK、)の分配金受取額の割合は以下の通りです。

グラフの内容をまとめると以下のようになります。
- 米国債券ETF:43%
- 日本高配当個別株(景気敏感株):25%
- 日本高配当個別株(ディフェンシブ株):17%
- 日経高配当50ETF(1489):4%
- 東証REIT指数ETF(1343):11%
配当金・分配金の半分以上は米国債券ETFと東証REIT指数ETFからですので安定して分配金を得ることが出来きます。
日本の高配当個別株は配当の支払いが比較的安定していると思われるディフェンシブ株と、ディフェンシブ株に比べて配当の支払いが不安定(減配リスク)な景気敏感株に分けました。景気敏感株からの配当が多くなっていますのでディフェンシブ株からの配当を増やしていきたいですね。
個別高配当株の業種別の配当金の割合
下のグラフは、上のグラフから米国債券ETFと東証REIT指数ETF、日経高配当50ETFを除て個別高配当株の業種別の受取配当金の割合です。
- 景気敏感業種からの配当金は57%
- ディフェンシブ業種からの配当金は43%

米国債券ETFからの分配金の割合
下のグラフは米国債券ETFの銘柄別の受取分配金の割合です。

配当金・分配金利回り
各銘柄の購入価格に対しての配当金・分配金利回りは以下の通りです。
- 米国債券ETF(AGG、EDV、LQD、JNKの合計):4.57%
- 日本高配当個別株(全銘柄の合計):5.54%
- 日経高配当50ETF(1489):4.75%
- 東証REIT指数ETF(1343):4.42%
高配当個別株は3年程度前に買った銘柄が多いので、購入価格に対する配当利回りは5.5%以上と、かなり高くなっています。
米国債券ETFも各銘柄、増配が進んでいますので、債券にも関わらず購入価格に対する分配金利回りは4.5%以上です。
保有している投資信託・ETF
保有している投資信託・ETFは以下の通りです。
- 三菱UFJ eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
- 大和 ifreeレバレッジ NASDAQ100
- ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・全米株式インデックス・バランスファンド
- SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド
- 東証ETF NFJ-REIT(1343)
- 東証ETF NF日経高配当50(1489)
- 東証ETF 純金信託(1540)
- 米国債券ETF AGG
- 米国債券ETF EDV
- 米国債券ETF LQD
- 米国債券ETF JNK
この中で積み立てているのは「三菱UFJ eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)」になります。あとは市場の状態などから自分自身で決めたルールに沿って機械的に米国の債券ETFや日本の高配当株を購入しています。
最後に
今年は目標としている資産の割合にするために不動産(東証REIT指数ETF(1343))を何度かに分けて購入してきました。
大きく株価が上昇しているので、株資産の割合がもっと多くなっているのではないかと思っていたのですが、そこまで大きくなっていませんでした。
株資産の割合が7割以上になっていたら、株資産を売って他の資産を購入(リバランス)することも考えていたのですが、とりあえずこのままの状態で運用していこうと思います。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。


コメント