先日、楽天スーパーセールでpegooというメーカーのフリータープ(DDタープそっくりのタープ)というモデルのタープを購入しました。
今回の記事ではそのタープについて簡単にレビューをしていきたいと思います。
私が保有しているタープ
まず、私が今現在保有しているタープを紹介します。用途に合わせて様々なタイプのタープを保有していますが、タープ泊に適した正方形のタープは持っていませんでした。
ハイランダーのTCタープ
パンダTCに連結するためのに購入しました

スームルームのTCタープ
サーカスTCに連結するためのタープ

バンドックのミニヘキサタープ
徒歩キャンプ、雨キャンプ用に購入しました

コールマンのヘキサタープ
コールマンのタフワイドドームで小川張りがしたくて購入しました

コールマンのスクリーンタープ
タフワイドドームに連結出来てツールームテントのように使用できます

フリータープ(4×4)とDDタープ(4×4)
今回私が購入したのは4m×4mの「FREE TARP」という商品です。見た目は有名なDDタープそっくりな感じです。
DDタープ(4×4)とフリータープ(4×4)の仕様を比較しました。
フリータープ(4×4)
- 付属品 :収納袋
- サイズ :4m×4m
- 重量 :1.25kg
- 素材 :190Tポリエステル
- 耐水性 :2000mm
- ループ数:19カ所
- 色 :イングリッシュアイビー
- 価格 :8,580円(Amazon価格 3,000円程度)
DDタープ(4×4)
- 付属品 :ガイドライン×4、ペグ×4、収納袋
- サイズ :4m × 4m
- 重 量 :1.29kg
- 素材 :190Tポリエステル
- 耐水圧 :3000mm
- ループ数:19カ所
- 色 :オリーブグリーン
- 価格 :17,800円(Amazon価格 14,000円程度)
仕様上の違い
- DDタープにはガイドライン、とペグが付属する。
- 耐水圧がDDタープの方が高い(3,000mm)
- 価格はDDタープが高い
上記で記した3点以外は、ほとんど違いはありませんので、一見するとフリータープの方がかなりコスパが良い感じです。
実際に使用して
先日、実際に使用してみたのですが、その感想を記していきます。
パット見はきれいに張れているのですが、近くで見てみると色々と気になる部分がありました。私が気になったのは下記の3点です。
- シームテープの処理が明らかに雑
- タープ全体に色のムラがある
- ループの部分の補強不足が心配
ぱっと見はきれい
遠目にはきれいに張れています。近くで見てもぱっと見はきれいですが。。

シームテープの処理
主にループの補強部分のシームテープの処理が雑に感じます。今まで色々なタープを購入してきましたが、ここまで雑なのは初めてだったので驚きました。
一部、シームテープが密着していない部分があるので、雨の強さによっては漏れてくるのではないでしょうか?



色ムラがある
画像でも分かるように、横に濃い色のラインが入っているように見えます。濡れているわけではありません。

ループ部分の補強が心配
ループの部分は基本的にテンションがかかる部分だと思うのですが、縫製が頼りない感じがして心配です。今回の「ダイヤモンド張り」でも頂点部分にはかなりのテンションがかかっています。


最後に
今回は「安いものには安いなりの理由がある」ということを改めて思い知らされました。
購入ページのレビューなどを見ても「コスパが良い」とか「しっかりしている」というような肯定的なレビューが多かったので期待し過ぎていました。
私が購入ページにレビューするとしたらこのように記入すると思います。
「値段相応の品質です。細かいことを気にする方は購入を控えた方がよさそうです。一応、タープとして使用できますが、シームテープの処理が雑ですので雨の日は気を付けた方が良いと思います。」
ですかね。。
今回購入したフリータープ(4×4m)は、ぱっと見はDDタープそっくりで、実際にタープとして使うことはできます。ただし、シームテープの処理や色ムラ、ループ補強の甘さなど、細部の仕上げは価格なりといった印象です。
「まずは安くタープ泊を試してみたい」「予備タープとして持っておきたい」という方にはアリですが、「雨の日でも安心して使いたい」「長く愛用したい」という方は、やはり本家DDタープなどのちゃんとしたモノを選んだ方が無難だと思います。
まさに「安かろう悪かろう」ではありますが、コスパ重視派には面白い選択肢かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以下の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
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