この秋、本格的に寒くなってから初めての冬キャンプに行ってきました。今回は以前から気になっていた、大阪府は豊能郡能勢町にある「ボウケンノモリのせ」という施設内にあるキャンプ場に行きました。
今回の記事では、「ボウケンノモリのせ」でのキャンプの様子を、キャンプ場の簡単な紹介を中心にお届けします。
ボウケンノモリのせ
「ボウケンノモリのせ」は大阪府立総合野外活動センターの跡地を活用した、山の中にある巨大アウトドアパークです。
ジップラン、樹上アスレチック、セグウェイツアーなどが施設のメインで、キャンプ場は「ついでにやってます」的な感じで、設備の整った高規格なキャンプ場ではありません。
特徴的なシステムが採用されていて「オレノナワバリ」と呼ばれています。
受付で自分が選択した長さのロープを渡され、ナワバリシステム対応のサイトでテントなどを設営し、渡されたロープで囲えればOKという感じです。
ロープの長さ別の料金は以下の通りです。
| ナワバリサイズ | 通常料金 | 繁忙期料金 |
|---|---|---|
| 15m | 1,500円 | 2,000円 |
| 20m | 2,500円 | 3,200円 |
| 30m | 5,500円 | 7,200円 |
| 40m | 10,000円 | 13,000円 |
※超繁忙期料金有。15m2500~ GW・お盆・SW
ファミリーキャンプには向いていないかも
ソロであれば15mで大丈夫だと思います。ファミリーであれば30mというところでしょうか。
ナワバリシステム対応のサイトは施設内の色々なところに点在しているのですが、どのサイトも、こじんまりとしたサイトが多いようです。
車を横付けにしてキャンプができるサイトは少なく、駐車場からサイト近くまで車で行き、荷物を一旦おろして、サイトへ運び、車を再び駐車場に停めに行くという作業が必要なサイトが多いです。
炊事場は広い施設内で一カ所のみです。蛇口の水は川の水を浄水したもので飲むことはできません。トイレは常設のトイレが一カ所あり、仮設トイレがあるサイトもあります。(常設のトイレはきれいです)
キャンプ場としては発展途上という感じです。色んな所に総合野外活動センター時代の建物が手付かずで残っており、廃墟化しています。夜はちょっとアレかもしれません(笑)
トイレ、水道が使いづらく、車横付けでキャンプができるサイトも少ないですので、ファミリーキャンプには向かないと思います。
設営するサイトにもよりますが、炊事場から遠いサイトに設営するのであれば、大き目のウォータージャグを持って行った方が良いと思います。
蛇口からの水は飲むことができませんので、飲料水も持参した方が良いです。(自動販売機はあります)
チェックインは12時、チェックアウトは10時30分です。チェックアウトの時間の設定がちょっと早めですね。

お籠りソロキャンプ
チェックインが12時ですので、12時までに現地に着くように自宅を出発しました。

炊事場から近いサイトを選択
キャンプ場に着いてから受付を済ませ、事前に目星をつけていた「3テン下」というサイトへ向かいます。
なぜ、この「3テン下」に目星をつけていたのかというと、ある程度広さがあり、炊事場とトイレに近いからです。(駐車場からは少し距離があります)


持ってきたテントは「スームルームのパップテント」です。テントの中で籠ろうと、フロントフラップも持ってきました。「オレノナワバリ」のロープ内に無事収めることができました。
設営後は、お決まりのビールを飲み、遅めの昼食のそばを食べました。

他の良さげなサイト「すなば」「426」
昼食後は施設内を少しだけ散歩しました。広大な施設内の全部を見て回るのは時間がかかりますので、私が設営しているサイトの近所だけを見て回りました。

画像に写っている池の近くにも「すなば」というサイトがあり、雰囲気よさそうです。池の対岸は土手のようになっていて、その辺りには景色がよい「426」というサイトがあります。次回キャンプするなら、その「426」でキャンプがしてみたいですね。
このデッキの上でもテントが張れるのでしょうか?


秋のお籠りキャンプ
散歩から帰ってからは、ほぼテントの中で過ごし、薪ストーブを使って適当に夕食を作ります。

夕食を食べた後は、家から持ってきたマンガなどを読んだり、ボーっとして過ごした後、寝ました。
最低気温の予想が5度前後でしたので、今回は「スームルームのダウンシュラフ」を持ってきました。
このダウンシュラフは650FPのダウンが800g入ったものです。気温が氷点下になるようなときは寒くて使えませんが、今日のように5度位でしたら十分暖かく、快適に寝ることができます。

朝は5時頃に起きて、すぐに薪ストーブに火を入れ、お湯を沸かして朝食の準備です。


お決まりの朝食メニューを食べてから、少しボーっとして、10時には撤収を完了して帰りました。
最後に
最後に実際にキャンプをして感じたことを少し書いていきます。
最初にも少し触れましたが、キャンプ場がメインの施設ではない感じです。私がキャンプをした「3テン下」は常設トイレ、炊事場が近いですが、他のサイトですと少し遠くなってしまします。サイトによってはかなり遠くなるところもあります。
他のキャンパーが少なく、穴場的なキャンプ場でソロキャンプには良いのですが、やはり、設営、撤収時の荷物の積み下ろし、車の移動が面倒ですし、炊事場が一カ所しかなく、水も飲めない、となると、ファミリーキャンプには少しハードルの高いキャンプ場だと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以下の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。


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