これから何回かに分けて私のお気に入りのキャンプ道具について「想い」などを書き記していきたいと思います。キャンプ道具はソロ用、ファミリー用含めて大量に所有しています。最近では収納場所が無くなってきている程です。
お気に入りのキャンプ道具は結構色々あるのですが初回はコールマンの火器類を紹介したいと思います。具体的には次の3つです。
- ワンマントルランタン286A
- パワーハウスツーバーナー413H
- スポーツスターⅡ508A
この中から今回の記事ではワンマントルランタン286Aを紹介します。
これからこれらのコールマン製品の購入を検討している方やキャンプで使用するための火器を探している方の参考になれば嬉しいです。
以下の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。
ワンマントルランタン286A
「コールマンのイメージと言えばこれ」と思えるほどメジャーなランタンではないでしょうか?このランタンはホワイトガソリンを使用するタイプのものになります。
- 明るさ:約130W相当
- 燃料タンク容量:約590cc
- 燃焼時間:約7.5~15時間
- 本体サイズ:約φ16×31(h)cm
- 重量:約1.4kg
明るさは130W相当ですので結構明るいです。昔はキャンドルパワーとか言う単位で書かれていたような気がします。最近の明るさの単位と言えばルーメンですが286Aの130W相当というのが何ルーメンなのかは私には正確にはわかりませんが、感覚的には1,000ルーメン以上はありそうなのでファミリーキャンプで使うメインのランタンとして十分使えると思います。

子供の頃から使用している
私が子供の頃にもキャンプブームがあって色々なところでキャンプ道具を売っていました。その頃に私の父親がキャンプ道具一式を近所のホームセンターで買い揃えたものの中のひとつです。ですから私の持っている286Aは約40年前のものになります。ちなみに次回紹介するパワーハウスツーバーナー413Hもこの時に買ったものです。あとファミリーキャンプで使用しているキャプテンスタッグのクッカー(鍋のセット)もこの時に購入したものを使っています。
20年位前、キャンプに行くときに実家に昔使っていたキャンプ道具があったことを思い出して、物置に眠っていたものを引っ張り出してきて使いだしたところから現在に至っています。今でももちろん現役です。

286Aへの想い
キャンプで使うランタンと言えば今はLEDランタンが主流になっています。LEDランタンはもちろん私もシーンに合わせて何種類も持っています。ではなぜこの286Aがお気に入りなのかと言えば「趣」とか「ロマン」とか「想い入れ」というところになります。
「趣」
この286A(ガソリンタン全般?)は正直、手間がかかります。マントルという発光体を付けて更にそれを空焼きして(空焼きしたマントルはそのまま何度も使えます)、燃料であるホワイトガソリンを入れて、ポンピングと呼ばれる作業をしてライターなどで点火します。私はこの一連の作業を子供の時からやっていました。子供の時には面倒に感じたこの手間に大人になった今は「趣」を感じますね。
「ロマン」
初めて空焼きしたときのこと(失敗しましたが)、ランタンが点灯すると「シュゴーーー」っという独特の音がするのですが、初めてこの音を聞いた時に「何か落ち着かないなぁ」と感じたときのこと、どちらも子供の時のことなのですがよく覚えています。今ではそのことにすごく「ロマン」を感じています。
「想い入れ」
「私のキャンプは286Aと共にある」と言っても良いくらいに私はこのランタンにものすごい「想い入れ」があります。今でもファミリーキャンプの時は必ず持っていきサイトを照らしています。
主流のLEDランタンと比べてみて
私は長年コールマンワンマントルランタン286Aを使用しているわけですが、そこで感じる長所と短所を簡単に紹介していきたいと思います。どうしても主流のLEDランタンとの比較になってしまいます。。
長所
- 光に柔らかみがあり癒しが得られる
- 光量がありファミリーキャンプでもメインランタンとして十分いける
- 構造が比較的簡単であり交換パーツも入手しやすいので修理して使用できる
- 耐久性があり長期間使用できる
- 所有欲が満たされる
短所
- 燃料のホワイトガソリンが高価
- 燃料のホワイトガソリンは揮発性が高く扱いには注意が必要
- マントルの空焼き・ガソリンの注入・ポンピングがの作業が面倒
- ランタンのホヤの部分がガラス製で持ち運びや設置時に注意を払う必要がある
- ランタン自体の大きさが大きく重量もある
私の所有しているLEDランタン
確かにLEDランタンは便利ですからね。。私も以下のLEDランタンを所有しています。
- キャンピングムーンのLEDランタン 光量不明(暗い)
- ジェントスの乾電池式のLEDランタン 460ルーメン
- ハイランダーの乾電池式のLEDランタン 1,000ルーメン
- 中華ブランド(ライシン)の充電式のLEDランタン 1,500ルーメン
- スームルームの充電式のゴールゼロ風LEDランタン 200ルーメン
購入順に書いたのですが初期の頃に買ったものは電池式で光量もメインにはなり得ない感じでした。それでいて価格もそれなりに高かったと思います。テント内で使うための大きな光量のLEDランタンが欲しくなり試しにハイランダーの乾電池式のLEDランタンを購入したところ非常に良かったのでその後にソロキャンプで使うための中華ブランド(ライシン)とスームルームのLEDランタンを購入しました。
その他感じたこと
最近はメインのランタンでもLEDランタンを使用する人が多くガソリンランタンやガスランタンを使用している人は少数派になっている感じです。10年以上前からLEDランタンはあったと思いますがその頃は今のように大きな光量(1000ルーメン以上)のものは少なかった(なかった?)ように思います。メインはガソリンランタンかガスランタンを使用してサブにLEDランタンという感じで使い分けていたと思います。時代の移り変わりというヤツですね。。

最後に
結局のところ便利さ、手軽さ、経済性等を比べてしまうとLEDランタンが非常に優位になってしまうのですが、私は286AにLEDランタンにはない「趣」や「ロマン」を感じてしまっているので非常に気に入っているということになります。
私にとっては「シュゴーーー」という音、「点灯までの面倒くささ」はキャンプの雰囲気そのものですね。

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