【3年間使用】SoomloomミリタリーテントX-largeをレビュー!~ソロキャンパーが語るメリットとデメリット~

キャンプ

今回の記事では私のお気に入りのテントであるスームルームのパップテントについて紹介していきます。お気に入りの理由やメリット、デメリットについても記していきます。

スームルームの製品について知りたかったり、これからパップテントの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

Soom Loom(スームルーム)とは

そもそも、このSoom Loom(スームルーム)とは日本のブランドではないようで、中国発祥のブランドのようです。私はスームルームの製品をこのパップテント以外にもいくつか所有しているのですが、どの製品もしっかりとした造りですし、付属品なども中途半端なものはありません。非常に満足できるレベルのものです。ですから、一般的に中国製のイメージである「安かろう・悪かろう」ということは全く感じません。

スームルームのパップテント

実はスームルームのパップテントには3種類あります。

  1. パップテント(ノーマルサイズ)
  2. ミリタリーテント X-large
  3. ミリタリーテント Multi
ノーマル 出典:Soomloom公式HP
X-large 出典:Soomloom公式HP
Multi 出典:Soomloom公式HP

更に「ミリタリーテント X-large」と「ミリタリーテント Multi」には「ミリタリーテント X-large 専用 ドアパネル」と「ミリタリーテント Multi 専用 フロントフラップ」という拡張アイテムが用意されています。

※各モデルの名称は若干違っているかもしれません。

この中で私が所有しているのは「ミリタリーテント X-large」と「ミリタリーテント X-large 専用 ドアパネル」になります。購入したのは今から約3年程前です。

各モデルの違い

この3モデルの違いを簡単に紹介していきます。

パップテント(ノーマルサイズ)ミリタリーテント X-largeミリタリーテント Multi
テントサイズ360×190×110(cm)360×200×118(cm)335×195×135(cm)
インナーサイズ200×100×110(cm)200×95×103(cm)
重量約5.2kg約7.66kg約8kg
素材(テント本体)TC素材(ポリコットン)ポリエステル65%、コットン35%TC素材(ポリコットン)ポリエステル65%、コットン35%TC素材(ポリコットン)ポリエステル65%、コットン35%
素材(インナーテント)ポリエステルポリエステル
素材(ポール)スチールスチールアルミ
耐水圧350mm350mm350mm

各モデルで違いがありますが、大きな違いとして「ミリタリーテント Multi」は煙突穴が付いていて、インナーテントが付いていません。そしてポールの素材がアルミ製です。

見た目は「パップテント(ノーマルサイズ)」と「ミリタリーテント X-large」はただ単に大きさの違いだけですが「ミリタリーテント Multi」は他の2つのモデルと若干違っています。

出典:Soomloom公式HP

もし、買うなら

私が「ミリタリーテント X-large」を購入したときは、まだ「ミリタリーテント Multi」は売っていなかったのですが、今なら「ミリタリーテント Multi」が欲しいですね。それに「ミリタリーテント Multi 専用 フロントフラップ」を付けて薪ストーブを入れて使ってみたいですね。テントの中に薪ストーブを入れて使うなら煙突穴が付いているのはすごく魅力的です。

薪ストーブを使わないなら「ミリタリーテント X-large」が「ちょうど良い大きさかなぁ」と思います。「ミリタリーテント X-large 専用 ドアパネル」を使わない状態で、フルクローズすると「ミリタリーテント X-large」でも寝るときにキャンプ道具をテント内に入れると結構いっぱいになってしまいます。(大人1人が寝るには十分ですが、荷物を置くスペースは限られます)「パップテント(ノーマルサイズ)」なら更に小さいサイズですので窮屈さを感じると思います。(私の物量が多いというのもありますが)

それに「パップテント(ノーマルサイズ)」には拡張用のフラップが用意されていませんので、後で拡張したくなってもできないですしね。

「ミリタリーテント X-large」が気に入っている理由

私は「ミリタリーテント X-large」に「ミリタリーテント X-large 専用 ドアパネル」を付けた状態の見た目の基地感がすごく気に入っています。

ドアパネル取り付け時 開けた状態
ドアパネル取り付け時 閉めた状態

テントの中はソロで使うには広すぎるくらいなのですが、冬場に薪ストーブやコット、テーブル、イスなどをテントの中に入れて籠って過ごすときにはちょうど良い大きさに感じます。手を伸ばせば届く範囲に道具を並べて置いておけるのも基地感があって好きです。

中の雰囲気
TC素材でも煙突ガードは必須です

良い点、気になる点

約3年程度「ミリタリーテント X-large」を使用しているのですが、私が感じるこのテントの良い点とデ気になる点について記していきます。

良い点

  • このクオリティで20,000円程度ならコストパフォーマンス十分です。楽天のセールなどを狙って購入すれば更にお安く購入できます。
  • TC(ポリコットン)素材を使用しているので火の粉に強い。また、遮光性が高く結露もしにくい。
  • 冬場にテント内で籠って過ごす際、スカートが付いているので隙間風が入りづらく暖かい。
  • 単純な構造なので、慣れれば設営・撤収が簡単にできる。
  • ミリタリー感があり見た目がカッコ良い。
  • 付属品のペグやガイロープ、収納袋の品質が高い。テントに付属してくるペグは使い物にならないことが多いですが、このテントのペグは十分使えます。

気になる点

  • 7.66kgはソロテントとしては重さが重い。
  • 雨や夜露などで濡れてしまった際に乾きにくい。雨の日に使ったことがあるのですが翌日に一日かけて乾かしました。(濡れたまま収納するとカビやすい)
  • 耐水圧が350mmと低く、雨の日のキャンプは避けなければいけない。本降りの雨の日に使ったときは雨漏りしました。(小雨であれば大丈夫です)
  • インナーテントは数回しか使ったことがないですが、インナーテントは圧迫感があり狭く感じます。
雨の時の様子

最後に

このテントを購入してからはこのテントの使用頻度が高いです。見た目のカッコよさ、テント内の空間の居心地の良さ、ホントに気に入っています。

テントはたくさん所有しているのですが結局はお気に入りのこの「ミリタリーテント X-large」を使ってしまいますね。

この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ドアパネル無し
インナーテント有の状態

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