【釣行記】11年ぶりの印南の磯・庄門丸~寒グレ狙いのはずがアイゴの猛攻に~

釣り

先日、磯にグレを狙ってフカセ釣りに行ってきました。今回の記事ではその時の様子をお伝えします。

最近は磯と言えば三重県の紀東方面の磯に行っていたのですが、今回は久しぶりに和歌山県は印南町の庄門丸という渡船屋さんを使って磯に行ってきました。

久しぶりと書きましたが、調べてみると前回行ったのは2014年でしたので、実に11年ぶりということになります。

費用など

  • オキアミ(サシエ用) 1,180円
  • オキアミ(マキエ用) 1,380円
  • ダイワ集魚剤 578円
  • 渡船代 3,500円
  • ガソリン代 6,000円

合計12,638円でした。高速道路も使ったので、更に数千円かかっています。

渡船について

  • 日の出頃に出船です。私が行ったときは6時半頃でした。
  • 前日に予約などはいりませんが、出船のできるかどうかの確認は必要です。
  • 渡してもらえる磯は、切目漁港からすぐそこで、漁港から見えていて、5分位で着きます。
  • 渡船代は帰ってきてから漁港で船長に支払いました。
  • 希望の磯があれば、船長に伝えると、希望の磯に渡してもらえます。

出発

釣行日の前日に、渡船屋さんに「出船できるかどうか」「出船時間」などを電話で聞きました。「出船できるので6時過ぎ来ておいてください」とのことでした。

渡船が出るのは切目漁港という漁港です。自宅からは4時間程度かかります。

エサはいつもの和歌山インター近くのエサ屋さんに電話で解凍の予約をして、余裕を見て1時過ぎに自宅を出発しました。切目漁港には予定通り6時ちょうど頃に到着することが出来ました。

出船

6時頃は、まだまだ暗い感じで、明るくなり始めた6時30分頃に出船しました。

渡磯

渡してもらったのは「中バエ」という磯です。

エサ作り

いつもはエサ屋さんでエサを混ぜてくるのですが、時間が無かったので、今回は磯に上がってからエサを混ぜます。

6時半位から15時半位まで約9時間、釣りをする時間がありますので、オキアミはサシエを取れるもの、マキエ専用のものを1枚ずつの合計2枚買ってきました。

集魚剤はダイワの遠投タイプの一番安いものを選び、これにパン粉を1kg位混ぜて仕上げました。

釣り座

沖向きは波が高くて、できそうにないので反対側でやることにします。

仕掛け

仕掛けはいつもと同じ感じです

  • 磯竿:ブルーベイ磯 2号 5.3m
  • リール:ダイワ レバーブレーキ付きリール 2500番
  • 道糸:2.5号
  • ハリス:1.75号
  • ウキ:円錐ウキ 0~3B
  • 針:グレ針5~7号

エサ取り

コマセを正面のに竿一本位先に撒き、0号のウキにタナ1ヒロの仕掛けを投入すると、一投目からアタリがありコッパグレが釣れました。

その後も同じポイントに仕掛けを入れると、今度はアイゴです。

しばらく、同じようなコッパグレとアイゴが釣れてきました。

正面の竿一本先のポイント、右側のシモリ周辺のサラシ、左側のポイント、20m位先のポイント、どこに仕掛けを入れても同じような感じです。

しまいには、アタリも無くなり、エサだけが取られるような状況になってきました。

日が上がってきて偏光グラスを掛けると、今まで肉眼では見えなかった状況が見えました。

コマセを入れると、黄色っぽい魚(多分アイゴ)がものすごい数でコマセに群がっているのです。これではサシエが全くもたないわけです。

コマセの集中

午後からは、ポイントをしばらく休ませた後なので、正面の竿一本先のポイントにのみコマセを撒き、そこにエサ取りを集中させて、その周りに仕掛けを入れてみることに。

すると、全くコマセが効いていない右側のサラシの奥側のポイントで、はっきりとしたアタリが出て25cm位のグレが釣れました。

この一匹で俄然やる気が出て、この後も同じポイントに仕掛けを入れ続けたのですが、後が続きませんでした。

それどころか、また、エサだけが取られるようになってしまいました。

色々やってみるが。。

アタリもなくエサだけが取られる状況が続いていたので、タナを80cm位にまで詰めて仕掛けを入れても、同じようにエサだけが取られます。

仕掛けを3Bのウキに換えて、3ヒロ位まで徐々に深くしていっても、同じような状況です。

遠くのポイントにも仕掛けを入れてみたのですが、仕掛けの状況が分からなくなってしまい、何をやっているのかわからなくなってしまいました。

少し考えて、更に仕掛けを換えてみることにしました。G2のウキにG2のオモリとG5のオモリを付けて、仕掛けが馴染んだら、少しずつシモっていくようにしました。

相変わらずコマセは正面の竿一本先のポイントに撒き続け、更にその向こう側10m位先に仕掛けを入れました。すると、仕掛けが馴染むとウキがシモっていきます。これでわかりやすくなりました。

この状態でコマセの周りに仕掛けを投入するのですが、やっぱりアタリもなくエサが取られ続けます。

14時頃になって「1時間位で終わりだな」と考えていると、右側のシモリ周辺のサラシに入れていた仕掛けが、勢いよく消し込みます。間違いなく今日イチのアタリです。

咄嗟にアワセを入れます。魚が掛かり竿が曲がり「おお、これは!」と思ったのですが、たいして強い引きではなく、上がってきたのは、またしてもアイゴでした。

この後、15時過ぎまで釣りをしましたが、何の音沙汰もなく納竿としました。

最後に

11年前に来たときは35cmのグレを頭に、数を釣ることが出来たので、自分の中で印南の磯は良いイメージしかなく、今回の釣行でも釣れることしか考えていませんでした。ですので、すごく残念でした。

初めから終わりまで、エサ取りを攻略できなかったのが、グレが釣れなかった原因だと思うのですが、25cm位のグレが1匹釣れたことを考えると、全くチャンスが無かったわけではないと思います。

「どうしたらよかったか」は分からないですが、もう少し色んなことを試して「変化を付ければよかった」と思いました。

寒グレのシーズンは始まったばかりですので、リベンジ釣行に行ってみたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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