「夏休みだし、絶好のキャンプシーズン!」と思って真夏のキャンプを計画していませんか?
実は、キャンプ経験者の多くが「一年の中で一番過酷なのは、冬ではなく真夏」と口を揃えて言います。
猛暑日が続く日本の夏。対策を甘く見ていると、思い出作りどころか苦行のような時間を過ごすことになりかねません。
今回は、「真夏のキャンプを避けるべき理由」と「それでも夏キャンプを楽しみたい人向けの対策&魅力」についてお話しします。
真夏のキャンプを避けるべき理由

- 熱中症の危険性がある
- 日陰の少ないサイトで炎天下の中活動するのは、それだけで熱中症のリスクが跳ね上がります
- テントの設営・撤収は体力を一気に削ります
- 夜になっても気温が下がらず眠れない
- キャンプ場によっては夜でも気温が下がらず(熱帯夜)に十分な睡眠がとれません
- 寝不足のまま翌日の撤収作業を迎えるのは体力的に厳しいものがあります
- 何をしても汗だくで肌がベタベタして不快
- 設営が終わっても汗が引かず、肌がベタベタして不快です
- 汗を流しにシャワーを浴びても、またすぐに汗をかきます
- 食材が傷みやすく食中毒のリスクが高まる
- 肉や魚などの生の食材は、適切な温度管理をしなければすぐに傷んでしまいます
- アブ・ブヨ・蚊……さまざまな虫の猛威
- 一般的な蚊だけでなく、刺されると激しい痒みや腫れを引き起こすアブやブヨ(ブユ)、草むらに潜むマダニなど、キャンパーにとって厄介な虫が勢揃いします
- 上記の虫以外にも、毒蛇(マムシ、ヤマカガシ)や蜂(スズメバチ)などにも注意が必要です
- パリピ様・ウェーイ勢との遭遇率アップ
- 夏休みのシーズンは、普段キャンプをしない大騒ぎ目的のグループ(いわゆるパリピ様や“ウェーイ勢)が一気に増えます
- 深夜まで大音量で音楽を流す、大声で騒ぐ、消灯ルールを守らない……といったマナー違反に遭遇する確率が上がります
それでも真夏にキャンプに行くなら!対策3選

ここまで「真夏キャンプの厳しさ」をお伝えしてきましたが、「それでも夏休みに家族や友人とキャンプに行きたい!」という方もいるはず。
もし真夏に挑むのであれば、以下の3つの対策を必ずしていきましょう。
暑さ対策
- 標高の高いキャンプ場を選ぶ
- 標高が100m上がると気温は約0.6度下がると言われていて、高原のキャンプ場を選ぶだけで夜の快適さが格段に変わります
- 水辺(川・湖)のサイトを選ぶ
- 水辺は風が通りやすく、体感温度が下がります
- タープで濃い日陰を作る
- 直射日光を遮る遮光性の高いタープ(TC素材など)を用意しましょう
- 便利グッズを頼る
- ポータブル扇風機やコードレスファン、コールドスプレーなどを積極的に使いましょう
- 塩分・水分補給
- 水分補給はもちろん、塩分の補給もして熱中症予防対策を万全にしましょう
クーラーボックスと氷で食中毒を防ぐ
安価なソフトクーラーでは真夏の過酷な暑さには太刀打ちできません。ハードクーラー(真空断熱パネル搭載など)のクーラーボックスを準備しましょう。
板氷や強力な保冷剤を敷き詰め、食材用と飲み物用でクーラーボックスを分ける(開閉回数を減らして冷気を逃さないため)などの工夫も効果的です。
徹底した虫対策
虫よけスプレーに加え、蚊取り線香などを設置しましょう。
長袖・長ズボン(ラッシュガード)を着用し、肌の露出を減らすことも効果的です。
逆に「真夏のキャンプ」だからこそ楽しい魅力も!

散々脅かしてしまいましたが(笑)、真夏キャンプには他の季節にはない最高の瞬間があるのも事実です。
- 水辺でのアクティビティが最高に気持ちいい!
- 冷たい川に飛び込んだり、海で海水浴を楽しんだり、SUP(スタンドアップパドルボード)で水上を散歩したり、体を冷やせる水遊びは真夏キャンプ最大の醍醐味です
- 真夏の空の下で飲む「冷えたビール」が美味すぎる!
- 汗をたっぷりかいた後、キンキンに冷えたビール(や炭酸飲料)をプシュッと開けて喉に流し込む瞬間……! こればかりは、他の季節では味わえない「真夏だけの至高のご褒美」と言えます
最後に
結論として、初心者や小さな子ども連れの方には、真夏のキャンプはあまりおすすめできません。
快適にキャンプを楽しみたいなら、やはり「春(4〜5月)」や「秋(9〜10月)」が圧倒的にベストシーズンです。
もし真夏に行くのであれば、「標高の高い場所を選ぶ」「保冷と暑さ対策を妥協しない」という準備が必要になります。
しっかり対策を整えて、安全で楽しい夏の思い出を作りましょう!


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