【キャンプ初心者】キャンプで使用する燃料は何を選べば正解?~種類別の違いとおすすめの組み合わせ~

キャンプ

キャンプで使用する燃料は用途などによりますが、様々ありますよね。

今回の記事ではキャンプで使用する各燃料について用途、メリット、デメリット、おススメの組み合わせを紹介していきます。

キャンプで使用する燃料

キャンプで使用する主な燃料は以下のようなものが考えられます。

  1. ホワイトガソリン
  2. パラフィンオイル
  3. 電池・充電式
  4. 固形燃料
  5. アルコール
  6. CB缶
  7. OD缶
  8. 灯油

これらの燃料のメリットやデメリットなどを紹介していきます。

1. 薪(まき)

キャンプといえば焚き火ですよね。その燃料となる薪は、単なる熱源以上の価値があります。

  • メリット
    • 圧倒的に雰囲気が良い
    • 調理(焚き火飯)が可能
    • 暖房効果が高い
  • デメリット
    • 嵩張る
    • 火加減の調節が難しい
    • 後片付け(灰の処理)が面倒
  • 豆知識
    • 針葉樹(スギ・ヒノキ)は火付きが良く、広葉樹(ナラ・クヌギ)は火持ちが良いので使い分けが肝心です。

2. ホワイトガソリン

古くから愛される「液体燃料」の代表格です。

  • メリット
    • 火力が非常に強い
    • 氷点下などの極低温下でも安定して使える
  • デメリット
    • 使用前に「ポンピング(加圧)」という作業が必要
    • 燃料代がやや高め
  • 向いている人
    • 冬キャンプをする人
    • 道具に趣を求めて楽しみたい人

3. パラフィンオイル

主に非加圧式のランタン(ハリケーンランタンなど)に使用されます。

  • メリット
    • 引火点が高く安全
    • ススや匂いがほとんど出ない
  • デメリット
    • 火力は弱いため、調理には向かず、あくまで観賞・照明用
  • ポイント
    • 灯油(ケロシン)に比べて高価ですが、メンテナンスが楽になります

4. 電池・充電式

最近の主流は、LEDランタンに代表される電気エネルギーです。

  • メリット
    • 火を使わないためテント内でも安全
    • ボタン一つで点灯
  • デメリット
    • 「火のゆらぎ」がないため情緒に欠ける
    • 電池切れや充電忘れに注意しなければいけない
  • トレンド
    • モバイルバッテリーとしても使える大容量の充電式LEDライトが人気がある

5. 固形燃料

旅館の鍋料理でよく見る「青い塊」です。100均で3個100円で購入できます。

  • メリット
    • 非常に軽く、コンロもコンパクト
    • 自動炊飯(ほったらかし炊飯)に最適
  • デメリット
    • 火力の調節ができない
    • 風に非常に弱いため風防が必須

6. アルコール

主にアルコールストーブ(アルスト)に使用します。

  • メリット
    • 燃焼音がほぼ無音で静か
    • 構造が単純なので故障のリスクが無い
  • デメリット
    • 火が見えにくく、日中は扱いが危険なこともある
    • 火力は弱い
    • 風に非常に弱いため風防が必須

7. CB缶(カセットボンベ缶)

家庭のカセットコンロでもお馴染みの、細長い形状のガス缶です。

  • メリット
    • コンビニやドラッグストアで安価に入手できる
    • 家とキャンプで道具をできる(災害時の備え)
  • デメリット
    • 寒さに弱く、気温が下がると火力が極端に落ちる(ドロップダウン現象)
    • 横置きの器具が多く、不整地では安定感に注意が必要
  • 向いている人
    • 初心者、ファミリーキャンプ、コスパ重視派の人

8. OD缶(アウトドア缶)

「OutDoor」の略で、キャンプ専用に設計された丸くどっしりしたガス缶です。

  • メリット
    • 耐圧性が高く、寒冷地や高所でも安定した火力を発揮する
    • バーナーを直接取り付けても安定する形状。
  • デメリット
    • 主にアウトドアショップ等でしか買えず、価格もCB缶の2倍位する
  • 向いている人
    • 登山、冬キャンプ、本格的な調理を楽しみたい人

9. 炭(木炭・備長炭)

薪と違い、炎ではなく「遠赤外線(熾火)」で調理するための燃料です。

  • メリット
    • 遠赤外線効果で肉や魚が美味しく焼ける
    • 火力が安定しており、長時間持続する
  • デメリット
    • 火起こしに時間がかかる
    • 急な火力調節ができない
  • ポイント
    • 爆ぜにくい「備長炭」や、火付きが良い「着火加工成型炭」など種類が豊富にある

10. 灯油(ケロシン)

冬用の石油ストーブや、一部の本格的なランタン・バーナーに使用します。

  • メリット
    • ガソリンに比べて燃料代が圧倒的に安い
    • ガソリンスタンドで簡単に入手できる
  • デメリット
    • 灯油独特の匂いがある
    • 点火時に「プレヒート(予熱)」が必要な器具が多く、扱いには慣れが必要
  • 用途
    • 主に冬場の暖房(石油ストーブ)としての利用が一般的です

まとめ

各燃料の特徴をまとめると以下のような感じです。

燃料タイプ主な用途手軽さコスパ備考
薪(まき)焚き火・暖房キャンプの醍醐味。灰の処理が必要。
ホワイトガソリンバーナー・照明氷点下でも超強力。ポンピングが必要。
パラフィンオイルあくまで観賞用ランタンススが出ずクリーン。雰囲気重視。
電池・充電式LED照明最も安全で確実。テント内での必須。
固形燃料自動炊飯・湯沸かし軽量コンパクト。火加減調節は不可。
アルコール小型ストーブ燃焼音が静か。ソロキャンプに人気。
CB缶カセットコンロコンビニで買える。寒さには弱い。
OD缶アウトドア調理寒冷地でも安定。登山や冬に強い。
炭(木炭)BBQ・グリル遠赤外線で肉が旨くなる。火持
ち良。
灯油(ケロシン)ストーブ・ランタン燃料代が最安。冬の暖房の主役。

結局何を選べば良いのか?

  • キャンプを手軽に始めたい
    • 電池・充電式(LEDランタン)+CB缶(コンロ)+薪(焚き火)
  • 荷物を削るミニマルセット(徒歩キャンプ)
    • 固形燃料 + 電池・充電式(LEDランタン)
  • 真冬にキャンプをするなら
    • 灯油(ストーブ)+OD缶(調理)+電池・充電式(LEDランタン)
    • 薪(焚き火、薪ストーブ)+ホワイトガソリン(コンロ)+電池・充電式(LEDランタン)
  • 趣を楽しみたいなら
    • ホワイトガソリン(ガソリンバーナー、ガソリンランタン)+薪(焚き火)+パラフィンオイル(ランタン)

最後に

キャンプに持っていく燃料の種類は少ない方が良いとされています。

私の場合、徒歩でキャンプに行くときは極力減らしていきますが、車でキャンプに行くときは何種類も持って行ってしまいます。

特にパラフィンオイルを使用するフュアハンドのハリケーンランタン・ベイビースペシャル276が好きです。照明としてはこれ一つでは暗いのですが、わざとこのランタンだけを灯して雰囲気を楽しんでいます。

あと、「薪」は外せないですね。焚き火(料理)や薪ストーブで使用するので必ず持っていきます。

焚き火で料理できないことも考えて、ホワイトガソリンを使用するコールマンのガソリンストーブ(スポーツスター508A)も必ず持っていっています。

何の燃料を選ぶかは、「どんなキャンプをするのか」「キャンプに何を求めるのか」によるところが大きいですので、とりあえず、初めてのキャンプなら、まずは「電池・充電式LEDランタン」と「CB缶」をベースに、手軽さと安全性を優先するのが失敗しないでしょう。

慣れてきたら、焚き火で「薪」を使い、冬の寒さに備えて「ホワイトガソリン」や「OD缶」へとステップアップしていくのが良いのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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