前回、投資に関する記事を書いてから約1カ月経ちました。私がメインで保有している「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は直近の最高値から約20%下落しています。
そして守りの資産であるはずの債券なのですが、私の保有している米国債券ETFの「EDV」、そしてスケベ心で購入した「TMF」、どちらも含み損がすごいことになってきました。
今回の記事では私の保有している「EDV」と「TMF」がどのようになっているのかを書き記していきたいと思います。
最近の「EDV」と「TMF」

私の保有している「EDV」と「TMF」の評価損率なのですが、「EDV」が約-13%、「TMF」が約-23%となっています。保有額は黒く塗っていますが金額的にはたいしたことないです。公開すると「それくらいの金額たいしたことないでしょ」(私にとってはたいした金額です)という声が聞こえてきそうなので。。
「EDV」

実は「EDV」なんですが、4/4の始値で一部売却しています。というのも、株価下落時に行う行動として「値上がりした債券を売って安くなった株を買う」ということを以前から自分自身のルールとして決めていました。
具体的には「EDV」を売却した資金で「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」を購入しました。最高値から約20%安い基準価格で購入することができました。
「EDV」の日足チャート的には4/9は長いヒゲの付いた陽線が出ていますのでとりあえず短期的には下落は収まったと思いたいですが、まだまだどうなるのか予断を許さない感じですね。。
「TMF」

「TMF」の損益率は-23%ですがここ何日かの値動きもかなり激しいですね。4/4は米国株の大幅下落に伴って「TMF」は前日終値から大きく上昇して48ドル位から始まりその3日後には40ドルを切るような場面もありました。
一日の変動幅も10%を超えるような日があったりしますので値動きは見ないようにしています。今更ながら3倍レバレッジ恐るべしですね。。
米国債券はなぜ値下がり?
そもそもなぜこんなに「EDV」や「TMF」の値が下がっているのかというと米国10年債利回りの上昇によるものです。さらに、なぜ米国10年債利回りが上昇しているのかというと次の3つの理由があるようです。
- ある国が関税の報復として大量に米国債を売却しているのではないか?
- 機関投資家による換金売り?
- 関税の引き上げによるインフレの再燃
米国債が値下がりしている理由は簡単には説明はつかないようです。様々な要因が絡み合って市場が形成されているということのようです。
株価が大幅に下落したときには債券の価格は上昇することを期待して米国債券ETFを購入していたわけなのですが今のところ全く期待通りの値動きになっていません。。それどころか株価大幅下落、債券も大幅下落、更に為替もドル安になってしまいトリプル安です。。
米国債券の値下がりについてYouTubeなどを見ていると煽り系の動画ではアメリカがデフォルトするとか、第三次世界大戦の勃発とか、非常に物騒なことを言っているチャンネルもあります。このようなチャンネルを見ていると非常に不安になってしまいますが、ここは冷静に考える必要がありますよね。
これからの投資方針
今回、株の大幅下落、債券の大幅下落、それに加えドル安で大幅に資産が減少してしまったわけですが、私の投資方針は変えることなく「長期・分散・積立」を継続していきます。
・株の大幅下落
10年、20年の長期目線で見ればこれくらいの下落はあって当たり前です。投資信託の投資目論見書を見ただけでもわかることです。この株価の変動こそがリスクであり、このリスクを耐え抜いた先に利益があるわけで、このリスクを耐えれないのであれば自分自身のリスク許容度を超えてしまっているのかなぁと思います。
・債券の大幅下落
株が大幅に下落したときに債券も同時に大幅に下落するのは想定外でしたが、長期的に見れば債券ETFには分配金がありますので心強いですよね。アメリカのデフォルトとかも一部で言われているようですが米国債券の格付けは日本の格付けよりも数ランク上ですからね。。
・ドル安
為替に関しては基本的には行ったり来たりするものだと思うので全く気にしていません。長期的に積み立てているのであれば、ドル安の時にはたくさん買えてラッキー、ドル高の時には資産が増えてラッキーみたいな感じで考えています。
最後に
「TMF」の損益率が-20%を超えていますのでどうするか考えモノです。そもそもレバレッジがかかっていますので長期で持つようなETFではないと思いますし。。今売ったら最安値に近い値で売ることになりそうですし、かと言ってこれから更に値下がりもあり得そうですし。。どうしたものか。。
「TMF」を購入したことは後悔しています。ホント、バカでした。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
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