和歌山マリーナシティから国道42号線を通り車で約20分。和歌山県海南市下津町にある「塩津漁港」は、風光明媚な漁港であるとともに、様々な魚が狙える人気のポイントです。
足場の良いポイントが多く、トイレや駐車場があり、近くにはカフェに牡蠣小屋、特産のシラスの直売所などもあり、ファミリーフィッシングに最適な漁港になています。
私は10年以上前からこの塩津漁港で主にダンゴ(紀州)釣りでチヌを狙って釣りをしてきました。
今回の記事では「塩津漁港」について紹介をしていきます。
塩津漁港の基本情報

塩津漁港は主に3つのポイントからなっています。上の「Y字の波止」、真ん中の「T字の波止」、下の「L字の波止」です。
Y字の波止の沖向きの波止はテトラを渡って行かなくてはいけません。しかも、外側は一段高くなっており狭くなっています。それ以外のポイントは基本的に足場は良いです。
- 駐車場
- 駐車場が整備されており、料金は1日1回につき520円です。
- トイレ
- 駐車場のすぐ近くに設置されています。水道もありますが、釣り道具などは洗わないようにしましょう。


Y字の波止



先にも書きましたが、Y字の波止の外側はテトラを渡る必要があります。沖向きは一段高く(ハシゴ有)なっていて狭く、釣りはやり辛いです。
- 特徴
- Y字の波止の外側の沖向きは外洋に面しているため、潮流があり水深も深いです
- 狙える魚
- メジロ、ソーダガツオ、サバ、タチウオ、アオリイカ、グレ、チヌ、アジ、イワシ
- その他
- Y字の波止の外側の沖向きは、以前はシーズンになるとダンゴ(紀州)釣り師が並んでいたようですが、最近は釣れなくなってしまったようです。アオリイカや青物は期待でき、エギンガーやルアーマンがよく竿を振っています。
- Y字の波止の内側はフカセ釣りやダンゴ(紀州)釣りの好ポイントになっています。足場も良いのでファミリーフィッシングでのサビキ釣りにも適しており、釣果も期待できます。
- テトラは大型で高さがあり、波止の沖向きは狭くなっていますので、足元には十分注意し、必ずライフジャケットを着用しましょう。
T字の波止



波止の付け根から先端までは、たくさんの船が係留してあり、多くのロープが掛けられています。基本的に釣りができるのは先端部分になります。
- 特徴
- 足場が良く港内に向かって竿を出せるため、外海が荒れている時でも釣りが成立しやすいのがメリットです。
- 狙える魚
- アジ、イワシ、キス、カマス、アオリイカ、チヌ、グレ、タチウオ、ガシラ、カワハギ、アナゴ
- その他
- 比較的広いですので、ファミリーフィッシングでのサビキ釣りでアジやイワシを狙うのが良いのではないでしょうか。撮影した日も家族でサビキ釣りをしている方が居られました。
- 沖に突き出ていて水深もありますので、チヌやグレも狙えます。
L字の波止


駐車場やトイレから最も近く、ファミリーや初心者でもエントリーしやすいエリアです。
- 特徴
- 漁港内の最も奥まった場所に位置するため、岸から近いポイントは水深が浅く潮の流れも緩やかです。
- 狙える魚
- アジ、イワシ、キス、カマス、アオリイカ、チヌ、グレ、タチウオ、ガシラ、カワハギ、アナゴ
- その他
- L字の波止の付け根から護岸部分にかけては、多くのダンゴ(紀州)釣り師が並んで釣りをしていて、釣果も期待できます。
- L字の波止の外側は一段高くなっていますが、高さが低いですので、それほど気にすることなく竿を出すことが出来ます。
- L字の波止の外側では投げサビキやカゴ釣りやアジが狙えます。ネット上の情報では「30cm前後のアジが釣れた」という情報も見かけました。タチウオも良いようで、昼間にタチウオが連発しているのを実際に見たことがあります。
四季の釣りもの
ここからは、私が実際に釣った魚や釣れているのを見た魚、ネット上で調べた釣果の情報をもとに季節ごとに「塩津漁港」で狙える魚を紹介ます。
春(3月~5月)
- アオリイカ
- アジ(小・中)
- イワシ
- グレ
- チヌ
- キス
- ガシラ
春は4月頃から始まる乗っ込みのチヌの大型が釣れる可能性が高いです。更に、大型のアオリイカも期待でき、1.5kgを超えるような釣果も見られます。毎年ゴールデンウィーク頃はカタクチイワシや小アジが多く釣れています。また、4月頃からキスの釣果も複数ありました。
夏(6月~8月)
- アジ(小・中)
- カマス
- キス
- アナゴ
- ソーダガツオ
- グレ
- チヌ
グレは5~6月にかけて釣果があり、チヌは中~小型がメインになります。回遊次第ですが、ソーダガツオの釣果も。真夏の夜釣りでアナゴも釣れています。
秋(9月~11月)
- メジロ(ツバス)
- タチウオ
- アオリイカ
- サバ
- アジ(小・中)
- ガシラ
- カワハギ
- チヌ
他の釣り場に漏れず、秋は塩津漁港でも多くの魚種が釣れます。タチウオは対岸のマリーナシティ程の釣果は見込めませんが、よく釣れています。アオリイカは500g前後のサイズが多いです。その他、様々な魚が数多く釣れます。
冬(12月~2月)
- タチウオ
- アジ
- チヌ
- ガシラ
冬は釣れる魚が一気に減っていまいますが、12月頃まではタチウオが釣れています。また、真冬の時期でも30cmに迫る大きなアジの釣果があります。
最後に
「塩津漁港」はマリーナシティなどとは一味違う釣り場で、人里から近すぎず、遠すぎず、風光明媚という言葉がピッタリりはまり、釣りをしていてとても気持ちの良い釣り場です。
そんな釣り場を守るためには以下のことに注意が必要です。
- ゴミは100%持ち帰り
- 漁港内にゴミ箱はありません。放置されたゴミは漁師さんや近隣の方の迷惑になり、即「釣り禁止」に直結します。
- 駐車禁止場所を守る
- 「駐車場」以外の道路は基本的には駐車禁止です。また、漁業作業スペースへの駐車は厳禁です。駐車場が整備されている理由を考えましょう。
- 漁業関係者への配慮
- 漁港内で作業している方の迷惑にならないようにするのはもちろんですが、係留してある船やロープなどに仕掛けが絡んだりしないようにしましょう。
- 夜間の騒音注意
- 民家がすぐそばにあるため、夜釣りの際は静かに楽しみましょう。
どなたかの参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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