「長期・分散・積立」を実現するため~「入金力」を最大化!私のアナログ家計管理術~

投資

私は「長期・分散・積立」投資を行っています。投資は「元本が全てだ」と言われるほど投資の元本は重要です。俗に言うところの「入金力」ですね。その「入金力」を上げるために日々節約を意識して生活しています。

節約と言ってもYouTubeやSNSで見られるような「食費1ヵ月1万円」とか「車無し生活」とか、極限の生活をしているわけではありません。自分ひとりならそのような極限生活で入金力を極限まで上げることも可能ですが、私には家族もありますし到底無理です。

家計管理についてどなたかの参考になればと思い、私がどのように家計を管理して投資の元本を捻りだしているのかを具体的に紹介していきたいと思います。

アナログな家計管理

最近は家計管理アプリで管理している人が多いと聞きます。私の場合は正直めんどくさいですが、かなりアナログなやり方で家計管理しています。

やり方は単純です。給料日後に給料の入る口座から1カ月の生活に必要なお金と投資に充てるためのお金をおろして、給料の入る口座は毎月ほぼ0円になるようにしています。それを毎月10年以上1度も欠かさずに繰り返しています。

それでは順を追って説明していきます。

給料日の5日前位に来月の大体の予算を決めます。事前に受け取っている給料明細から来月の手取り額を事前に把握しておき、その手取り額を超えない範囲で予算を決めます。

投資に充てる金額は最低額を決めていて、手取り額から投資充当額を差し引いた分が生活費になります。余裕のある月は、無駄に生活費を使わず、更に投資に充当しています。

主な費目は以下の通りです。

  • 住居費
  • 水光熱費
  • 通信費(スマホ代、ネット代)
  • 食費
  • 雑費(日用品、散髪、服代など)
  • 自動車関連費(主にガソリン代)
  • 子供関連費(学校関連など)
  • 医療費
  • お小遣い
  • その他

おろした「投資充当金」はすぐに証券会社の口座に入金し、生活費は大まかに封筒に分けておき必要の都度そこから使います。

基本的にお金をおろすのはこの1度きりです。月の途中でどうしても突発的に必要なお金がいるときはその都度おろします。ですが、生活費と投資充当金をおろした後の給料の振り込み口座は0円です。それでもおろすことが出来るように給料の振り込み口座には少額の定期預金がしてあります。そうすることで普通口座はマイナス残高(銀行からの借り入れ状態)にすることが出来ます。キッチリと借り入れの金利がかかりますので極力、マナナス状態にならないように気を付けています。

この状態で次の月の給料日5日前位になったら、月の途中で使った分などがあればその分を次の月の手取り額と相殺して次の月がスタートします。

心がけているのは突発的なことない限りは予算内でやりくりをする」ということですね。これが出来なければ予算を決めている意味がありませんので。。

手取り額が少ない月でも投資充当額を減額することはありません。他の費目を調整して乗り切るようにしています。一番削りやすいのはお小遣いですね。

ガソリン代以外の自動車に関する費用(保険代、車検代、メンテナンス代)、車の買替え資金、家電などの大きな買い物はどうしているのかというと、給料からの天引きを利用して預金をしています。必要なときはこの天引き預金からおろして使っています。

私の貯蓄率

それでは実際に各費目がどの程度の割合なのかを昨年1年間の平均から算出して紹介していきたいと思います。実際の金額については私は安月給サラリーマンですので公表を控えます。

費目割合
投資充当分20.8%
住居費16.9%
水光熱費7.8%
通信費4.5%
食費17.2%
雑費6.3%
自動車関連費2.0%
子供関連費6.1%
医療費2.3%
お小遣い13.7%
その他2.4%

いわゆる貯蓄率は20.8%になりますね。一般的な家庭と比較すすると高い部類だとは思いますが、自分では「まだまだ」だと感じています。YouTubeやSNSなどのいわゆる節約界隈では30%とか40%とか、もっとすごい数字が示されていることもありますので。。そのような節約界隈のインフルエンサーの方達と比べても仕方無いのですが、節約で参考にできるところは取り入れていきたいですね。

これ以上貯蓄率を上げるのは自分ではもう限界を感じています。一人で生活しているならそれこそ貯蓄率40%とかも可能だと思うのですが、家族があるとなかなか難しいです。このことで何度もケンカになったことがありますので、最近は極端なことは言うのは控えています。なかなか私の思いが伝わっていないみたいで色々苦労しています。

お小遣いの13.7%は二人分なのですが、節約界隈の方達が見れば「高い」と感じるかもしれません。ですが、お小遣いで私の趣味である釣りやキャンプに出かけています。このお小遣いを無くしたり極端に減らしたりするとストレスが溜まりそうなのでこの位の割合を維持しています。

貯金・投資に全振りするならお小遣いなんて使っている場合じゃないのでしょうけど、そこは私は「バランス」が大事だと思っています。

最後に

結婚した当初はどんぶり勘定で今の様にしっかりと管理していなかったので、何にいくら使っているのか全く把握できていませんでした。この状態はホントに良くないです。節約したくても何にいくら使っているのかわからないので、どこを削れば良いのかもわかりません。お金は節約などせずにたくさん使っても良いですが、使うなら必ず何らかの形で把握しておいた方が良いです。

私はこの方法で家計を管理して10年以上になります。自分で言うのも何なのですが、これは素直に「頑張った」と思います。家計簿を開くと1ヵ月も抜けることなく記載されています。

安月給なので投資に充てれる額はたいしたことないですがコツコツ積み上げてきた感があります。この「コツコツ」を続ければきっと大きな資産になることを信じてこれからも頑張って継続していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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