【REIT投資初心者】~東証ETF 東証REIT指数連動型上場投信(1343)の魅力 分配金利回り・NAV倍率をチェック~

投資

今日は最近、ずっと気になっている「東証ETF東証REIT指数連動型上場投信(1343)」についてお話ししようと思います。

私の「東証REIT指数(1343)」

私は、昨年末から「東証REIT指数(1343)」を5回に分けて購入しています。

平均取得単価は1,921円で、所得単価に対する分配金利回りは4.5%程度あります。

最近の値動き

下記のチャートは「東証REIT指数(1343)」の日足チャートです。8月の中旬頃までは右肩上がりで上昇してきた株価が、ここ最近は足踏み状態にあります。

9月に2,100円を超えて「このまま上昇していくのだろう」なんて軽く考えていたのですが、そうはなりませんでした。

2,100円が意識されているのでしょうかね?私のような弱小素人投資家にはわからないです。。

出典:yahooファイナンス

素人の考察

素人投資家が、わからないなりに考えてみました。こういう考察はあまり意味がないような気もしますが、様々な考えの中のひとつだと思って見ていただければと思います。

分配金利回りとNAV倍率

  • 株価の上昇に伴って分配金利回りが4.1%にまで下がってきたため割安感が薄れてきた
  • 株価の上昇に伴ってNAV倍率が高くなってきて割安感が薄れてきた。(適正な株価に近づいてきた?)

直近に支払われた過去1年の分配金の合計は86.4円ですので、分配金利回り4%が意識されているのだとすれば、86.4÷0.04=2,160(円)ですので、2,100円超えたところで株価が抑えられているのではないかと思いました。

実際、私も以前から「分配金利回り4%以上なら欲しい」と思っていました。

NAV倍率も株価の上昇と共に上昇していて、J-REIT全体のNAV倍率は昨年の12月末の0.8倍を底に今年8月末にはで0.91倍になっています。

ですが、NAV倍率1倍が株価の適性価格だとすると株価はまだ上昇余地がありそうです。

NAV倍率1倍の株価は、8月末のNAV倍率が0.91倍で、株価は2073.5円でしたので、2073.5÷0.91=2,280(円)で、2,280円が適正価格?ということになります。

まとめ

今は足踏み状態の株価も、NAV倍率から見れば、あと10%位は上昇余地がありそうです。ですが、分配金が現在と同額とするなら、その上昇の幅は限られそうですね。増配があれば上昇しそうですが。。

最後に

株価の上下だけを見ていても本当の意味での投資の判断は難しいですね。

分配金利回りやNAV倍率といった指標に目を向けることで、「この価格は高いのか安いのか」を自分なりに考えるきっかけになりました。

もちろん、相場がどう動くかを正確に予測することは誰にもできません。こうした指標を一つの目安にしておけば、急な値動きにも落ち着いて対応できるようになると思いました。

少しずつでも数字の背景にある意味を理解していくことで、投資がより納得できるものになっていくのではないかと思います。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以下の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。

コメント