最近、米国債券ETF「EDV」が下落しています

投資

私は米国債券ETFである「EDV」を所有しているのですが、その「EDV」がここ1カ月ほど下落し続けていています。9月の直近の高値からですと10%以上下落しています。これから私が「EDV」を「どうしていきたいのか」等の今の考え書き記していきたいと思います。

私は投資の専門家でもないですし債券投資について特段詳しいわけでもありません。庶民の考えだと思って見ていただければ嬉しいです。

最近の「EDV」の値動き

「EDV」の日足チャート 出典:kabutan
米国10年債日足チャート  出典:SBI証券

9月17日の83.97ドルから約1か月後の10月14日には73.42ドルまで下落しています。理由としては米国10年債利回りが上昇しているからのようです。米国10年債利回りは9月の中旬頃は3.6%位だったのが今は4%を超えています。

「EDV」と米国10年債利回りのチャートを見ればよくわかるのですが全くの逆ですね。

金利が下がる⇒「EDV」の株価が上昇

金利が上がる⇒「EDV」の株価が下落

ではなぜ政策金利の利下げが行われたのに10年債利回りは上昇しているでしょうか?

  • 政策金利が下がってもそれに連動して10年債利回りが下がるわけではない。
  • 10年債利回りの金利は市場で物価や失業率など様々な要因で決まる。

ということのようです。

私の「EDV」の取得単価

因みに私は半年前くらいからEDVを購入しています。何度かに分けて購入しているのですが70ドル台での購入が一番多かったように思います。調べてみたところ以下のような感じでした。

  1.  24年2月  75.64
  2.  24年3月  78.1
  3.  24年4月  68.76
  4.  24年5月  72.62
  5.  24年6月  72.27
  6.  24年8月  76.32

「EDV」の平均の買い付け価格は75.85ドルでした。また平均購入レートは151.27円でした。ということは1株あたり11,473円で購入したことになります。

今日現在の「EDV」の株価は74.48ドル、為替は1ドル149.81円となっています。1株11,158円になります。

1株あたり315円の含み損ということになりますね。約3%のマイナスです。

分配金利回り

今日現在の分配金利回りは株価の下落に伴って4.1%程度あります。分配金利回り4.1%とだけ聞くと高いのか低いのかよくわかりません。そこで過去5年間と10年間の平均分配金利回りを調べてみました。

過去5年の平均分配金利回り  3.53%

過去10年の平均分配金利回り  3.70%  

となっていました。こう考えると今の分配金利回りは高いのかなぁと感じます。

買い増し?

債券の保有割合を40%にしていきたいと思っていますので買い増しはしていきたいと思っています。ただ「EDV」だけを買うのではなく「AGG」や「LQD」、「JNK」も購入していきたいので、どうすれば良いのか思案中です。

買い時は難しいです。購入する時は「円」で購入しますのでどうしても為替が気になってしまいます。ドルで購入するのであれば「EDV」の株価だけ見ておけば良いのでしょうけど「円」で購入する場合、以下のようなパターンがあるので悩みます。

  1. 米国10年債利回り上昇⇒円安ドル高  「EDV」値下がり
  2. 米国10年債利回り下落⇒円高ドル安  「EDV」値上がり

上記1の場合は「EDV」の株価が下落してもその分為替が円安ドル高となっていますので円で購入する場合「EDV」の値下がり分が相殺されてしまいます。

上記2の場合は為替が円高ドル安になって円で購入する場合割安に購入できますが「EDV」が値上がりしていますので相殺されてしまいます。

上記の2つのパターンから外れた時は買い時なのかなぁと感じます。例えば以下のような状況になったときでしょうか。

  1. 米国10年債利回り上昇⇒円安ドル高にならず「EDV」値下がり
  2. 米国10年債利回り下落⇒円高ドル安「EDV」値下がり

簡単に言えば私の「EDV」の購入価格である11,473円よりも5%とか10%安くなれば買いかなと考えています。

最後に

債券投資も難しいですね。米国10年債利回りに大きく左右されますしETFで購入する場合は投資信託のように毎月定額の積立ができませんし。

投資対象を安く購入するのは投資の基本だと思うので債券ETFも安い今、購入しなければと思っています。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。

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