以前米国債券ETFの「EDV」を購入しました。購入後、約1カ月が経過しましたのでその後の状況について少しお伝えしたいと思います。
同じように米国債券ETF「EDV」を保有している方の参考になれば幸いです。
EDVの値動き
「EDV」の値動きを見ていきたいと思います。値動きを見ていくと言っても私にはチャートを分析する能力は全くありませんのでド素人の独断と偏見アリアリの見方になります。
ちなみに私の平均買い付け価格は75.78ドルです。ドルベースでも円ベースでも7/31現在は含み損の状態ですね。
「EDV」日足チャート
私の購入した価格は75.78ドルですので、このチャートから見て決して安値では購入できていないと思います。購入するタイミング難しいですよね。キャピタルゲインを狙って買っているわけではないのでまぁ良いかなぁとは思いますけど。。
直近の株価は下値が切り上がって、長期の移動平均線の上に出てきているように見えます。そう考えるとこれから上昇していきそうな感じがしますけど、どうなんでしょうか。。
「EDV」週足チャート
私の購入した価格は75.78ドルですので、日足チャートの時と違って十分安値で購入できているのではないかと感じます。
2022年1月頃から「EDV」の株価が急落しています。これは米国長期金利の大幅上昇に伴っての急落ですね。非常にわかりやすい値動きです。
それに比べて最近の値動きは小さくなっています。米国長期金利も多少の上下はありますが基本的には4%台をキープしていますのでやはり「EDV」の値動きは米国長期金利に左右されるということでしょうか。。
「EDV」月足チャート
私の購入した価格は75.78ドルですので、週足チャートの時よりも更に安値で購入できているのではないかと思います。長期的な目線で見ると現在の株価はかなりの安値圏であることがわかります。まぁ、米国のインフレの再燃等で米国長期金利が再上昇すれば「EDV」の株価も更なる下落もあるわけですが。。
2019年頃からの「EDV」の株価上昇はコロナショック時の米国長期金利の急激な降下によるものです。ここでも米国長期金利と逆の動きをしていることがよくわかる値動きです。
これからの値動きは?
これからの「EDV」の値動きを予想することなどできるわけもないのですが、「EDV」の値動きは米国長期金利と逆相関の関係にありますので米国長期金利の動向に左右されます。そこで米国長期金利はどうなるのか考えてみますと。。
・米国の政策金利と長期金利
米国の政策金利は今年、利下げがあるようですが政策金利が下がったからといって長期金利も同じように連動して下がるというような単純な話ではなく、米国の経済状況やインフレの状況など様々な要因によって長期金利は決まるようです。
・EDVは?
米国長期金利が現在のような高止まりの状態が続けば「EDV」の株価も低迷したままということになります。
米国経済が今のように力強い状態が続けばインフレが再燃して再度の利上げから長期金利の上昇を招き「EDV」は更に下落ということも考えられます。
また米国の失業率が悪化したりして経済が失速すれば大幅利下げからの長期金利の降下で「EDV」の上昇なんてことも考えられますかね。
なんかそれっぽいこと書きましたが全くわかりません。。
・私が「EDV」に求めること
私の場合はキャピタルゲインを狙って「EDV」を保有しているわけではなく、あくまで10年とか15年とかの長期的な視点で株式市場暴落時のクッションとして期待していますので正直なところ「EDV」の値動きに一喜一憂していません。分配金を受け取りながら気長に保有していくつもりです。
その分配金ですが「EDV」の過去1年間の分配金は2.9691ドルです。私の購入株価が75.78ドルですので
2.9691÷75.78=0.03918
で分配金利回りは3.98%になります。
最後に
結局のところ私には「EDV」の株価がどうなるか全くわからないです。ですが私のように分配金を受け取りながら長期保有みたいな感じであれば株価の変動をそんなに気にしなくても良いような気がします。値下がりしても分配金がありますし。。
今回この記事を書くにあたって私が「EDV」に求めているのはキャピタルゲインではなく長期的な視点での株式市場暴落時のクッションであるということが再認識できました。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
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