波止フカセ釣行記

釣り
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先日和歌山県の中紀の波止にフカセ釣りに行ってきました。その時の様子をお届けします。

前日まで結構な雨が降っていたのですが、当日は天気は晴れで風も弱く絶好の釣り日和でした。

自分は波止でのフカセ釣りは磯でフカセ釣りをするよりも難しいんじゃないかと感じています。磯ならそれなりに流れがありますし、地形に変化があるので魚が居そうなポイントがわかりやすい気がします。波止の場合は潮の流れが全くない時も多いですし、変化に乏しくて魚がどこに居そうなのか見当が付きにくいです。私自身の技量不足もありますが。

磯に行きたいのですがエサ代、渡船代や交通費などを考えると気軽に何回も行けるわけではないので、たまに練習がてら波止にフカセ釣りに出かけています。

準備

波止で単独での釣りですので、渡船の時間があるわけでも誰かとの待ち合わせ時間があるわけではないので気楽なものです。昔から1人で行動するのが好きでしたが最近は「1人じゃないと嫌だ」と感じるようになってきました。

いつものように釣行日の前日に用意を済ませておき車に荷物を載せるだけの状態にしておきます。あとはエサの予約です。エサを予約する時、オキアミ3kgを1枚にするか2枚にするか迷います。今回は朝から夕方まで釣りをするつもりだったので2枚にしました。コマセの量はいつも迷います。足りないのはイヤですし余ってももったいないですし。

そして釣行日当日エサ屋さんに4時頃に到着し予約していたオキアミ3kg2枚と集魚材を購入してエサ屋さんに併設してあるエサ混ぜ場所でコマセを作っていきます。

集魚剤を使うのですが今回はマルキューのV9の徳用、ダイワの強力グレZど遠投、とパン粉を2kg入れました。

コマセ

エサ代が結構高いです。

・オキアミ3kg 約1,200円×2=2,400円

・V9徳用 約1,000円

・ダイワ強力グレ 約500円

・パン粉2kg 約200円

合計すると4,000円超えです。。いつも高いなぁと思いつつも同じような配合でやっています。YouTubeを見ているとオキアミ3kgとヌカとパン粉だけでも十分みたいな動画もありますので1度やってみたいと思っています。

実釣

波止の先端

ほぼ予定通り目的の波止に6時前に到着しました。波止の手前のところには人が何人かいますが先端には誰もいないので先端で釣りをすることにしました。

大きなテトラ

波止の沖向きは大きなテトラが入っていて、釣りができないことはなさそうですが落ちるとヤバそうなので安全を考え内向きで釣りをします。

仕掛け

いつもの仕掛け

いつも同じような仕掛けで釣っていますが波止なので若干細めです。

・ダイワ磯竿:1.25号

・ダイワレバーブレーキ付きリール:2500番

・道糸:2号

・ハリス:1.5号1.5ヒロ

・円錐ウキ:0号

・オモリ:無し

・針:グレ針5号

※道糸とハリスは直結

※道糸側に潮受けゴムとウキを入れてウキ止めを付けてます

釣り開始

釣りを開始したのは6時過ぎでした。良い天気で風も無く釣りはしやすい状態でした。

表層の流れ

コマセを撒いて一投目、潮の流れが右から左に結構速いです。タナは1.5ヒロです。何投か投げてみて気付いたのですが、どうもウキだけが表層の流れに乗っているようです。サシエはウキに引っ張られてウキについていくみたいな感じです。

良くない状態

「なんか難しくなりそうだなぁ」と感じました。これではグレは釣れないというのはなんとなくわかります。このままの状態でやっていても同じことの繰り返しになるので、とりあえずウキをBにしてオモリを針のすぐ上に付けてウキから下が一直線になるようにしました。仕掛けを変えてから一投目でアタリなのか微妙な感じのウキの反応にアワセをいれると手の平位のグレが一枚釣れました。

グレ

その後はウキを沈めて釣ってみたり、オモリを段々につけてみたり自分で思いついたことを試してみたのですが昼前位までグレが釣れることはありませんでした。

潮が変わる

昼前位まではどこに投げても表層だけが流れているような感じだったのですが、昼くらいから水深の深いところの潮も同じ方向に流れるようになり釣りやすくなりました。潮が変わりだしてから仕掛けを初めの0号のウキに変えてオモリも無しにてタナは2ヒロにしました。

相変わらず流れは右から左に流れているのですが、下の潮も流れているためサシエが先に流れてその後ろにウキが流れていきます。仕掛けが竿先からサシエまで一直線になるようなイメージで仕掛けがダルダルにならないように気にしながら波止の先端から20m位のところを釣るようにしました。「これは明らかにいい感じ」であることがさすがに私でもわかります。

良い状態

何投かしているうちに狙いのポイントでウキが海中に勢いよく吸い込まれて行きました。すかさず反応してアワセをいれたのですが針がかりしませんでした。更に何投かして同じポイントでさっきと同じようなアタリがあり、今回はガッツリかかりました。25cm位のグレが釣れました。

これは同じようなパターンで数が釣れるだろうと思い釣りをしていたのですが、どこからともなく一人の中年の男性が来て何か話しかけてくるわけでもなく、一段高いところから私の釣りを黙って見ていました。こういうのすごく苦手で、変に意識してしまって今までのように自分の釣りに集中することができなくなってしまいました。幸い10分くらいでどこかに行ってくれたのですが。。

その後同じような感じで何とか25cm前後のグレを3枚釣りました。アタリは結構あるのですが何度も素針を引いてしまいました。

元の潮に

14時位になって潮の流れがまた表層だけ動くようになり釣りづらくなりました。それからはアタリもなくなり釣れなくなりました。17時位までコマセが無くなるまでやりましたが手の平サイズを1枚追加しただけでした。

終わってみて

今回も自分の技量不足が改めて露呈したわけですが、自分が「これはいい感じだ」と感じたときにグレが釣れたのがちょっと成長したかなと感じました。嬉しかったですね。

総じて言えば今回の釣りも難しかったです。なんなんでしょうかね。6時から17時まで11時間も釣りをして25cm前後のグレ6枚。

27cmグレ
11時間の釣果

まぁ、下手でも楽しいのでヨシとします。

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