今回は私が今現在保有している米国債券ETFを紹介します。8月の株価の大幅下落時には「債券ETFを買っていてよかった」本気で思いました。やっぱり私のリスク許容度はあまり高くないと感じました。
最近も値幅の大きい日が続いていますのでまだまだ波乱があるかもしれません。米国の金利の動きに注目しています。市場では0.5%の利下げが織り込まれているような感じですので、もし利下げが0.25%となった場合どうなるのでしょうか。。
現在の資産割合
以前から「保有資産の内の債券の割合を増やしていきたい」ということを話してきました。今現在の私の資産の割合は下のグラフのようになっています。
私が保有している主な銘柄は以下の通りです。
- eMAXIS slim全世界株式(除く日本)
- ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
- iFreeレバレッジ NASDAQ100
- SBI・iシェアーズ米国総合債券インデックス・ファンド
- AGG
- EDV
- LQD
- JNK
- 日本高配当個別株(約90銘柄)
全世界株やバランスファンドの投資信託の投資目論見書から債券と株の割合、どの国に何%投資しているか記載がありますのでその情報を基に資産配分を計算しました。
債券の割合は米国債券が21%、日本債券の割合が4%となっています。債券の括りで見れば合計で25%です。以前紹介したときも25%でしたので変わってしません。最終的には債券の割合を40%に上げていきたいと思っています。
保有中の米国債券ETFの銘柄
それでは今度は私が現在保有中の米国の債券ETFの保有割合を紹介します。
結果的には以前紹介したときとほとんど同じ割合でした。
米国債券ETFに求めていること
私が米国債券ETFに求めていることは主に2つあります。
1.株価大幅下落時の心の支え
- 株価大幅下落時に値上がりする
- 分配金が出るので長期間保有できる
株価大幅下落時はメンタル的に非常にきつくなる時があるといいます。今回の8月初旬の下落では私はそこまできついと感じませんでした。大幅に下落する相場で保有している資産の中で上昇している資産があるとホントに気持ち的に楽になります。
米国債券ETFを長期間保有していく中で米国債券ETFの株価が下がってしまうことがあっても分配金があることである程度は下落分をカバーできると思います。
2.分配金で生活の満足度を高める
- 支払われた分配金は再投資することなく趣味などに使う
- 分配金を得ることで投資してリターンをがあることを実感する
EDV、AGG、LQD、JNKの4銘柄の米国債券ETFを保有しているのですが私の購入時の分配金利回りは約4.2%あります。年間の分配金の受取額としてはまだまだ少ないですが受け取った分配金で趣味のキャンプ用品や釣り道具を購入しています。
節約→投資の一辺倒では喜びを感じることができないというか、仮に利益が出ていてもスマホやPCの画面で見る数字だけでしかないのでイマイチ実感がわいてこないです。それが分配金を受け取ることで投資して利益を得ていることを改めて実感できます。
株価大幅下落時の値動き
8月初旬の株価大幅下落時の各銘柄の値動きを見ていきたいと思います。EDV、AGG、LQDの3銘柄は大幅に上昇しています。株が10%以上の下落をしていたので本当に気持ち的に救われました。株価の暴落対策として債券を買うことが正解であることが身をもって確認できました。
EDVの値動き
その中でも特にEDVは7月下旬の約72円から82円まで10円(約14%)も値上がりしました。EDVは超長期の米国債で運用されているので株価の値動きが大きく期待していた通りの値動きをしてくれました。
AGGの値動き
AGGは7月下旬の約98円から101円まで3円(約3%)の値上がりでした。EDVに比べると値幅が小さいですが安定している感じが心強かったです。
LQDの値動き
LQDは上記2銘柄とは違い投資適格社債のみの運用ですので株に近い値動きをすると言われています。ですので正直、値上がりしたことに少し驚きました。AGGと同程度(約3%)値上がりしました。
JNKの値動き
JNKは株と同様に約2%下落してしまいました。格付けの低い社債のみの運用ですので仕方ないかなと思います。元々分配金を得るために保有している銘柄ですので。。
これからの米国債券ETFの購入について
今の債券の保有割合が25%なので目標である40%に保有割合を上げていきたいと考えています。ですが中々債券の保有割合を上げれずにいます。すぐさま株を売って債券ETFを購入してリバランスすれば良いのでしょうが一気に保有割合を変えることはせずに様子を見ながら変えていこうと思っています。
あと金(ゴールド)の購入を資産の10%を上限に考えています。
米国債券ETFの保有割合
将来的には米国債券ETFの保有割合を下のグラフのような割合にしていきたいと考えています。
この割合にしようと思ったのは
- 株価大幅下落時に資産を守る方に重きを置きたい(AGG、EDV)
- AGGの安定感、EDVの株価大幅下落時の上昇力どちらも欲しい
- この割合で購入すると4銘柄の分配金利回りの平均が4%程度になる
- 株よりも安全と言われる債券で4%以上の高分配金利回りは魅力的(LQD、JNK)
最後に
同じことの繰り返しになってしまいますが8月初旬の株価大幅下落時の債券の値動きを身をもって体験できたことは良い経験になったと思います。
株式の年平均リターンにばかり目がいってしまいがちですが株式である以上、相応のリスクがあるわけでそのリスクを忘れてはいけないことを改めて思いました。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
コメント