私がこれまで行ってきたスキー場の紹介をしていきたいと思います。今回は昔からよく行っていたグランスノー奥伊吹スキー場です。
近年の様々な改良により非常に人気のスキー場になっています。
基本情報
関西のスキー場の中では大きなスキー場です。降雪量が多く標高も比較的高いですので周辺のスキー場が雪不足で閉鎖しているときでも営業していることが多いイメージです。
グランスノー奥伊吹スキー場の基本的な情報を記載いたします。詳細な情報はグランスノー奥伊吹スキー場のホームページをご覧ください。
コース
引用元:グランスノー奥伊吹スキー場HP
※2013年入場者数約146,000人
※2022年入場者数約245,000人
最長滑走距離は2,500mですが一気に滑り降りるような感じではないです。天狗岩コース→チャレンジコース→パラダイスゲレンデ→ファミリーゲレンデの各コースを経由して一つ一つのコースを小刻みに滑り降りる感じです。
営業期間はその年の雪の状況によりますがベース付近のコースでは4月初旬まで営業していることもある感じです。
ここ最近は入場者数が増加傾向で過去最高を更新しているようです。2013年と2022年を比べて約10万人も増えていますので非常に人気化していることがわかります。
料金
各種料金を記載いたします。詳細はグランスノー奥伊吹スキー場のホームページをご覧ください。また、各金額については間違いのないように細心の注意を払っておりますがご自身でも確認をお願いいたします。
リフト料金
※子供平日休日共に1日券2人目は2000円/人
※子供平日休日共に1日券3~5人目は1000円/人
※子供平日休日共に午後券2~5人目は1000円/人
リフト料金についてはちょっと「高いなぁ」と感じますが、周辺に競合するスキー場もないですし仕方ないかなぁと思います。岐阜県のスキー場でありがちな割引のクーポンなどもないと思います。
駐車料金
※収容台数2700台
平日は半額してほしいところですが人気のスキー場ということもあって仕方ないですね。
レンタル料金
※フルセット
スキー:板・ストック・ブーツ・ウェア
スノーボード:板・ブーツ・ウェア
フルセットがあるのは良い感じです。電車・シャトルバス、バスツアーを使って行く場合はほぼ手ブラで行けるので非常に助かりますね。
アクセス
グランスノー奥伊吹スキー場へのアクセス方法としては車、電車などの公共交通機関、バスツアーの主に3つです。車を持っていない方、雪道の運転に不慣れな方や自信のない方は車以外の選択肢も取りやすいと思います。
車
大阪・京都方面からですと名神高速道路米原インターチェンジから国道21号線で、大阪からですと約2時間、京都から1時間半くらいで着きます。
名古屋方面からですと名神高速道路関ケ原インターチェンジから国道365号線で約1時間10分です。
道中は急な坂道や車1台しか通れないような細い道はないので比較的運転しやすいと思います。高速のインターチェンジ付近では雨でもスキー場に近づくにつれて雪に変わることがよくあります。スタッドレスタイヤの装着、タイヤチェーンの携行・早期装着を心掛けたいものです。
また、大雪警報が出ているようなときは道路の除雪が追い付かず大規模な渋滞や立往生でスキー場までたどり着けないことも考えられますのでそのようなときは中止や延期も選択肢の一つだと思います。
電車・シャトルバス
最近では電車でスキー場に向かう人は少ないと思いますが、グランスノー奥伊吹スキー場では米原駅・近江長岡駅から完全予約制のシャトルバスで向かうことができます。料金は大人片道1,000円(子供500円)です。シーズン中はほぼ毎日運転しているということです。
バスツアー
新大阪・難波・京都・名古屋の各ターミナルからのバスツアーがあります。料金はリフト1日券付きで7,000~10,000円程度です。リフト代が平日で4,500円ですからバス代は?っと考えるとかなりお得なんじゃないでしょうか。
スキー場の特徴
グランスノー奥伊吹スキー場の特徴をいくつか記します。私の主観と偏見が入っていますのでご了承ください。
ファミリー
グランスノー奥伊吹スキー場ではファミリー向けの設備も充実しています。キッズスペースやビギナーゲレンデがあり小さなお子さんでも楽しめます。
キッズスペースは日本最大級ということもありかなり広いです。雪遊びやソリ遊びが楽しめます。ビギナーゲレンデはスキー・スノーボードを始めたばかりお子さんが練習するのに最適です。リフトに乗る自信がなくてもグリーントンネルなる動く歩道を使えば斜面を自力で上る必要がないので楽ちんです。
また、ビギナーゲレンデは他のコースからは切り離されていますので不意の衝突などの事故の心配も少なく安心です。
コース
初級者、中級者、上級者のコース配分は良い感じだと思います。ゲレンデのベースには初心者向けのコースが多く配置されています。中腹からトップには中級者、上級者コースが配置され初心者と中級者以上の棲み分けができていると思います。
これは完全に私事なのですが、チャンピオンコースを滑っていて3回に1回くらいは天狗岩コースに行きたいのですが、アルペンコースから天狗岩コース方面に行くとチャンピオンコースに戻るには一旦ベースまで下りてバラエティークワッドに乗らなくてはいけないのですごく効率が悪いです。(バラエティークワッドが混雑する)本当は天狗岩コースにも行きたいのですがチャンピオンコースばかり滑ってしまいます。
雰囲気
真新しいセンターハウスに日本最速の高速クワッドリフト、ビギナー向けゲレンデのグリーントンネルなど近年の設備の更新でひと昔前の奥伊吹スキー場では考えられないくらい進化しています。DJブースが設置されスキー場内は終始にぎやかです。
客層は様々です。10~20代位の若いグループ、子供連れのファミリー層、年配の方の姿もあります。外国人の方はあまりいなかった印象です。一番多いのは若いグループでしょうか。
スキーとスノーボードの比率ですが半々よりも若干スノーボードをする方が多いように感じます。若い子はスノーボード、ファミリー・年配の方はスキーのようなイメージですかね。
混雑
グランスノー奥伊吹スキー場は素晴らしいスキー場であるが故ですが混雑が激しいですね。昼食時のレストラン、リフト(特にベース付近)、スキー・スノーボードのレンタル、駐車場など。基本的に土日は混雑します。
混雑を回避するには基本的には平日に行くしかないと思います。あとは天気の悪い日でしょうか。大雪や大雨は外さなければなりませんが、雨か曇りか微妙なときや降っても小雨程度、または午前中か午後が雨予報の時などです。このような天気の時は少しは混雑が緩和されると思います。
まとめ
スキー場の規模としては関西では大きい方だとは思いますが、岐阜や長野のスキー場と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいます。雪質に関しても岐阜、長野と比べるとパウダースノーとまではいきません。ではなぜ人気なのか私なりに考えてみました。
それはアクセスのしやすさにあるのではないでしょうか。大阪から車で2時間という便利さ。バスツアーを利用すれば費用を抑えることもできます。また、電車・シャトルバスを使ってこれるのも他のスキー場にはあまりないアクセス方法です。
スキー場自体の設備も近年どんどん更新されています。日本最速のリフトやセンターハウスなどはその最たるものだと思います。私が奥伊吹スキー場によく行っていたころは「国設奥伊吹スキー場」という名称だったと思います。リフトも今よりかなり貧弱なものでした。今はその頃と比べるとものすごい進化しています。
私的には混雑するのがネックですが混雑を覚悟してでも行きたい気持ちの方が勝るスキー場です。近年の勢いで設備が更に更新され混雑が緩和されることを期待しています。
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