資産の状況について書き記していきたいと思います。詳細な資産額の公表については差し控えようと思います。先の投稿でも触れましたが資産額は全然多くありません。ウン百万の段階です。目標の3,000万円はまだまだです。
YouTubeやSNSなんかを見ていると資産額何千万の世界が広がっていますが、私のような一般市民で何千万もの金融資産を持っている人はごく少数ではないかと思います。ごく普通の一般市民の資産運用と思って見ていただければと思います。
投資歴は長いのですが投資知識はほとんどありません。それこそYouTubeやネットなどで調べて参考にしているような感じです。最近になってようやく今の投資方法に行きつきました。「長期・分散・積立」でやっていこうと思います。
資産配分
私は主にインデックス投資信託・米国債券ETF・高配当日本個別株に投資しています。これらを組み合わせて年間平均のリターンが5~6%位あれば良いかなという感じです。資産配分は下のグラフのような感じになっています。
株価が大きく下落したときの為に買い増し用に待機資金も少し用意してあります。自分自身の年齢やリスク許容度を踏まえて米国債券の割合を40%程度にまで上げていきたいと考えています。
高配当日本個別株
高配当日本個別株を保有している目的は当たり前のことですが配当金を得るためです。配当を得て生活の満足度を上げることです。株価が下落したときの心の支えにもなります。
保有している銘柄は東証に上場しているETF1489の組み入れ銘柄、YouTubeやネットなどで調べた高配当銘柄を合計90銘柄程度保有しています。ここまで分散する必要があるのかは疑問なのですがセクター別の配当額もなるべく偏りが出ないように調整しています。全ての銘柄を100株未満の未単元で購入しています。少額でも分散して購入できるのでありがたいです。
1489の組み入れ銘柄は景気敏感株、高配当だけれども配当額の安定しない銘柄などが結構多く含まれていますのでそれを補完するような感じで他の銘柄も保有しています。
そもそも高配当とは何%かは明確には決めていませんが3.5%以上がひとつの目安かなとは考えています。セクターによっては配当利回りが3.5%以上の銘柄が少なく3.5%以下の銘柄でも購入しています。
ちなみに購入時点での全銘柄の平均配当利回りは約4.2%です。最近は株価の上昇で配当利回りが下がってしまっているのでなかなか購入できずにいます。高配当株は基本的に株価の安い時に購入しなければいけませんので気長にその時が来るのを待ちたいと思っています。
一番最近購入した銘柄を見にくいのですが表にして記します。円グラフはセクター別の配当額の割合になります。2023年の12月に購入しました。この時から比べて現在の株価は15%以上上昇しています。
米国債券ETF
債券ETFを保有している目的は第一に資産を守るためです。株価が暴落したときに下落率を和らげてくれることを期待しています。そして第二に分配金を得るためです。高配当日本個別株の時にもあげましたが分配金を得るのは生活の満足度を上げるため、株価下落時の心の支えのためです。
今まではETFで購入していたのですが最近になって分配金の出る投資信託も出てきたのでこれからは投資信託でも購入していこうと思っています。
債券と株式の割合
下の画像はポートフォリオビジュアライザーというサイトでバックテスト?をしてみた結果です。過去40年程度の市場のデータから年率リターンや資産の推移などをシミュレーションしました。
資産の配分は次のような設定にしています。
- ポートフォリオ1(グラフ中の青い線) 全世界株60% 米国債券市場全体40%
- ポートフォリオ2(グラフ中の赤い線) 全世界株100%
表とグラフの結果を簡単にまとめると
全世界株60% 米国債券市場40%
- 初期投資10,000$が最後は約125,000$になる
- 年平均リターンは7.05%
- 最も成績の悪い年は1年間に22.64%下落
- 最高値から最安値までの下落率が34.15%
全世界株100%
- 初期投資10,000$が最後は225,000$になる
- 年平均リターンは8.75%
- 最も成績の悪い年は1年間に39.86%下落
- 最高値から最安値までの下落率が54.03%
まとめ
最終的な資産の差もすごいのですが、私は全世界株100%の利益よりも最高値から最安値までの下落率に目がいってしまいます。54%下落ということは仮に目標額である3,000万円の資産があれば1,380万円になるということです。1,620万円の資産が減るということであり、このような下落に耐えられるかと言えば不安です。それが全世界株60%、米国債券市場40%の場合は34%です。34%でもすごい数字ですが1,020万円の減少で済みますので全世界株100%の時よりはかなりましです。
それではもっと債券の割合を上げて下落率を抑えたいのですが、そうすると年平均リターンが下がってしまいますので最大下落率と年率リターンのバランス的に全世界株60%、米国債券40%の割合に落ち着きました。
今現在の私のポートフォリオは最初に記した通り大まかにいうと日本株と全世界株と米国債券です。全世界株は厳密にいうと日本除くです。何が言いたいのかと言いますと上に示したポートフォリオと私のポートフォリオは全世界株の中の日本株の割合が全然違うということです。私的には大体これくらいというのがわかれば良いのであまり気にしていませんが。
分配金
米国債券ETFと一口に言っても様々な債券ETFがあります。その中から私の保有している債券ETFを記します。
昨年からの債券価格の下落で分配金利回りが大きく上昇したおかげで上記保有全銘柄の購入時の分配金利回りは約4.3%です。
投資信託
投資信託は全世界株式と全米株式を保有しています。全米株式は以前購入していたもので現在も保有しています。今は定期的に購入しているのは全世界株式のみです。
全世界株式に投資する理由としては資産を増加させるためです。株式は年率の期待リターンは大きいのですがリスクも大きいです。ある程度リスクも取らなければ大きなリターンは見込めませんので投資しています。
全米株式の購入をやめた理由はよく言われていることなのですがアメリカ以外の国にも分散するためです。これから先もアメリカが勝ち続けるとは限らないわけで、どこの国が伸びてもその恩恵を受けれるようにしたいからです。
全世界株式の中でアメリカ以外の国の割合は約40%です。その中で最近話題になっているインド株の割合はわずかに1.7%です。。少しではありますが恩恵が受けれます。まぁ、これから更にインド市場の時価総額が大きくなってくればインド株の割合も増えてくるのものと思いますので期待しています。
含み益
今現在の投資資産全体の含み益率はプラス約22%になっています。その中でも日本株は突出していてプラス約42%になっています。最近の株高の恩恵をもろに受けているのですが、投資額が少ないですので含み益額はたいしたことがないです。投資というのはホントに入金力がものをいう世界であるとひしひしと感じます。
含み益額を含み益率22%で考えてみますと、投資元本が100万円なら22万円、投資元本が1,000万円なら220万円です。入金力があると資産の増加スピードがまるで違ってきますよね。
調整に備えて
今回は主に私の保有している銘柄について書き記しました。今のところは順調に資産が増加していますがこのまま一本調子で増加していくとは考えにくいのでどこかのタイミングで調整のタイミングが来ると思っています。
いつか来るであろう調整に備えて株と債券の割合を60%と40%に決めているのですが、現在債券の割合は25%です。その割合を40%にしていくわけですが、更なる資産の分散のために残りの15%は債券ではなくてゴールドにしようかと考えています。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。
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