【紀東】グレ釣り旅~磯編~念願の40cmオーバーグレを釣った日

釣り

今回の記事は【紀東】グレ釣り旅~磯編~ということで、紀東方面の磯での釣りの様子をお届けします。1泊2日の釣行で1日目は波止で釣りをして、2日目は渡船を利用して磯に上がり釣りをしました。

狙う魚はもちろん40cmオーバーのグレです。私は10年以上前から年に数回、磯で釣りをしていますが、今だかつて40cm以上のグレを釣ったことが無い「にわか磯釣り師」です

前日の波止釣りの様子も読んでいただけると嬉しいです

渡磯

3:30 起床

今回は渡船屋さんの仮眠所を利用させていただきました。相部屋?雑魚寝?だったのですが疲れていたのでぐっすり寝ることができました。

4:40 出船

釣り人は私を入れて十数人だったと思います。日の出と共に2船に分かれて出船です。沖に出てから他の渡船屋さんの船と並走したのですが、朝焼けの中釣り人を船首に乗せて磯に向かう様がやけにカッコよく見えました。

5:00 渡磯

いよいよ今日釣りをする磯に到着です。初めての磯なので「どこが良い」とかは全く分かりません。同じ磯に乗った方と相談して釣り座を決めました。

私は地方の広い水道になったポイントに入りました。

沖向きのサラシ
地方の広い水道

釣り開始

5:20 釣り開始

昨日の仕掛けがそのままの状態なのですが、今回は太仕掛けで釣りをするつもりでしたので昨日の仕掛けら若干変更しました。

釣り始めてから早々に沖向きのサラシの中を釣っている同乗者の方が30cm位のグレを掛けてしました。その方はその後もバンバンと同サイズのグレを釣っていきます。

グレ

私の方はというと、とりあえず足元にコマセを撒いて、そのコマセと同調するように仕掛けを入れていきます。0号のウキにオモリは無しでタナは1.5ヒロで遊動部分はほとんどない状態から始め、幸先よく釣れたのは25cm無い位のグレです。昨日は1匹も釣れなかったのでちょっと安心しました。

25cm無いくらいのグレ

潮はあまり動いていない状態で、基本的には自分の釣り座の前を釣っていきます。昨日悩まされたエサ取りは、居るには居ますが全然きつくありません。ほとんど気にせずに釣りができる状態です。同じ状態で足元をしばらく釣り、さっきよりも少し大きい25前後のグレを追加しました。この時点で6:30位です。

25cm前後

36cmグレ

この後しばらく同じポイントを釣っていましたがアタリもなく釣れなくなったので、今度は釣り座から少し左側の沖目に仕掛けを入れていきます。

風が出てきたので道糸が風に引っ張られて仕掛けが入っていきません。そこで0のウキからBに変えてオモリ2Bを潮受けゴムと針の真ん中位に打ちました。これで仕掛けが入っていくようになりました。タナも1.5ヒロから2ヒロに変えました。遊動部分は0.5ヒロ位です。ウキがウキ止めに当たるとウキがゆっくりと海中に入っていくような感じになります。

この状態でラインをある程度張りながら仕掛けをウキが見えなくなく位まで送っていくと、待望のアタリが竿先に来ました。すかさずアワセを入れると、良い感じの力強い引きです。手前に根が張り出しているので結構強引にやり取りをして根をかわし魚を浮かすことができました。「大きい!さっきまでの魚とは全然違う」、何とかタモに入れ釣れたのは36cmのグレです。この時8:40でしたので先のグレを釣ってから2時間以上経過していました。

36cm

この後、同じように仕掛けを入れて、エサ取りも何匹か釣りながら25cm前後のグレを2枚追加しました。

25cm前後
エサ取りのタカベ?
25cm前後

待望の40cmオーバーのグレ

10時半位から潮の流れが右から左に速くなってきて釣りづらくなったので、釣るポイントを左の沖目から足元の根のところに当たって潮がモアモア~?(鏡?)ってなっているところに仕掛けを入れて釣ることにしました。

足元の根

何投かしていると、仕掛けが潮に乗って根をまわって左に流れていく場合と、仕掛けが投入した場所に留まって更に下に入っていく場合があるようです。

左に流れていくと潮が速く仕掛けをなじませることができませんので、できるだけその場に留まって下に入っていくように仕掛けを操作します。

そしてその時が来ました。ゆっくりと入っていったウキがそのスピードを増してスーッと入っていきます。アワセを入れるとガッツリと竿が曲がります。右に左に何度か強い締め込みをレバーブレーキを使いつつ竿がのされないよう必死にやり取りをします。何とか魚を浮かせることに成功し魚が海面に姿を見せました。「デ、デカい!」磯の上からでもさっきの36cmのグレより一回りも二回りもデカいのがわかりました。朝よりも潮が引いて足場が高く、すくえそうにないので同乗者の方に低いところからすくっていただき無事手中に収めました。41cmありました。時計を確認すると11時過ぎでした。

41cmグレ

長い沈黙

この後、長い沈黙が続きました。

潮は相変わらず右から左に滅茶苦茶に速いわけではないですが、ある程度の速さで流れています。足元の釣りはあきらめて潮に乗せて釣りをすることにしました。

仕掛けを2BのオモリからBに交換して、潮受けゴムと針の間にG5のオモリを打ちます。

コマセと仕掛けを右側(潮上)から投入し同調させることを意識して仕掛けを流していきます。ただ、今居る高い釣り座からはラインの操作がやりにくく(ラインが自然に出せない)、コマセとサシエがずれてしまっているのではないかと考えました。

右側の一段低い釣り座からならラインの操作がやりやすいだろうと思い下の一段低いところから釣ることにしまします。

一段低いところから見たポイント

この時点で15:00位でしたので約4時間沈黙が続いたことになります。

そしてグレ

一段低いところからだと釣りやすいのですが、やっぱりラインの出が悪いです。よく見るとラインが竿に張り付いてラインが出しにくくなっていました。

そこで、仕掛けを入れてからすぐにある程度ラインを出しておき、仕掛けが潮に乗って入っていくのを確認して、竿を潮上の方に持ち上げてラインを張り気味にして海中に入っていく仕掛けと一直線になるように意識して潮に合わせて竿を降ろしていきます。

この釣り方にして何投目かに、ウキが潮に乗って左側の海中にどんどん仕掛けが入っていき、やがてウキが目視で確認できるギリギリ位のところで勢いよく消し込むのが見えました。久々のアタリでした。すぐにアワセを入れると乗りました。落ち着いてやり取りをして上がってきたのは35cm前後のグレでした。

35cm前後

この釣り方で、ほぼ同じポイントで同じようなサイズを2匹追加しました。

35cm前後
35cm前後

納竿

17:30 納竿

この時点で16:30だったのですが、いつもみたいにギリギリまで釣りをせず17:00にゆっくり片付けを始めて17:30に納竿としました。

17:45 帰港

帰港後は魚の処理をしてバッカンなどを洗います

19:00 渡船屋さん出発

22:30 帰宅

仕掛け

  • 磯竿:ブルーベイ磯 2号 5.3m
  • リール:ダイワ レバーブレーキ付きリール 2500番
  • 道糸:2.5号
  • ハリス:3号
  • ウキ:円錐ウキ 0~B
  • 針:グレ針7号

ハリスは3ヒロで道糸に直結してハリスにウキを入れて潮受けゴムとウキ止めを付けています。

ラインが竿に張り付いて出が悪いので対策を考えないといけないですね。一流メーカーの竿だと「ベタ付き防止加工」みたいなのがしてあるみたいですが、私の使用しているプロマリンのブルーベイ磯にはそのような加工はしてありません。。

費用

今回の1泊2日の釣行で掛かった大まかな費用について簡単に記します。

  • ガソリン代:5,000円
  • 波止でのエサ代:2,000円
  • 風呂代:1,000円
  • 渡船屋さんに支払った金額:12,000円(エサ代・弁当代含む)
  • 高速代:5,000円
  • 食事代の合計:5,000円

大まかにですが合計で30,000円使いました。

魚料理

自分の家では食べきれなさそうだったので3匹はあげました。

刺身、唐揚げ、握り寿司、みそ汁にしておいしくいただきました。脂が乗っていて今まで食べたグレの中で1位、2位の美味しさでした。

最後に

今回の釣行は忘れられないものになりました。私は10年以上、年に数回のペースで磯に釣りに行っている「にわか磯釣り師」なわけですが、ようやく長年の目標であった40cm以上のグレを釣ることができました。いや~ホントに嬉しかったです。

同じ磯に乗った方がすごく上手な方で午前中は、ほぼ入れ食い状態。午後からも良いペースで釣られておられました。それがプレッシャー(「なんで自分は釣れないんだ」という焦り)になって自分の釣りを忘れそうになることもあったのですが、最終的には自分の釣りをすることができたのが今回の釣果につながったのかなぁ~なんて思っています。

今回の釣果がマグレとならないようにもっとうまくなりないですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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